CREATION_203号
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8CREATION NO.203 2019.10松山大学大学院法学研究科開設 【2020年4月】イベント情報第31回ダンス部定期公演第8回松山大学・愛媛大学硬式野球部定期戦第38回松山大学吹奏楽部定期演奏会<演奏曲> 吹奏楽のためのラプソディ、クリスマスソング、「アラジン」よりセレクション等新しい時代を創る法律学に関する高度専門職業人の育成を目指して 学校法人松山大学理事長松山大学学長 溝上 達也 このたび、本学は、法学研究科設置認可を受け、本学6番目の研究科として、大学の歴史に新たな一頁を付け加えることができました。 現在、法令遵守を前提としつつ社会を踏まえて法令自体に修正を加えることが急務となっています。それゆえ、法律を適確に解釈・運用する能力と社会的要請を捉えて法律自体を改訂していく能力を備えた人材は、社会の根幹を支えることに資することになります。そこで、本研究科では、校訓「三実」という教育理念のもと、これからの社会で必要とされる人材つまり「法律学に関する高度専門職業人」を育成したいと考えております。  本研究科では、「法律学に関する高度専門職業人」の育成の一部である「高度な法律判断」を育成するため髙橋正教授を、また、現在の制度の枠組みを歴史的視点から適切に位置づけ修正する指針を提供できる能力育成のために山内進教授に開設時(2020(令和2)年4月)から在籍していただき、充実した研究環境を整えています。● 名  称/松山大学ダンス部定期公演「Dance Scene 2019 −ららら♪ IDビビビーム−」● 日  時/ 11月6日(水)18:30開場、19:00開演● 会  場/ 松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール● チケット/ 前売り:一般1,200円、小学生以下800円 当日:一般1,500円、小学生以下1,000円● お問合せ専用ダイヤル/☎090-4505-7227● 名  称/ 第8回松山大学・愛媛大学硬式野球部定期戦● 日  時/ 11月23日(土・祝)13:00試合開始● 球  場/ 坊っちゃんスタジアム● チケット/入場無料● 名  称/ 第38回松山大学吹奏楽部定期演奏会● 日  時/ 12月1日(日) 13:00開場、14:00開演(ロビーコンサート13:30)● 会  場/ 松山大学カルフール3F カルフール・ホール ● チケット/入場無料第30回の節目を超え、新たな一歩を踏み出します。今年の公演タイトルは「ららら♪ IDビビビーム」。頭の先から指先までをフルに使い、観に来ていただいたお客様の神経をビビビッと刺激します! 演目は、8月に神戸で行われた「全日本高校・大学ダンスフェスティバル」に出品した『人という字は』『華麗なるスパイス』をはじめ、約10作品。身体から湧き上がる情熱や迫力をお楽しみください。ダンス部一同、皆さんのお越しをお待ちしています!本大会は、両大学の親善交流を深めること、並びに地域の皆さんに地元大学生の活動を知っていただくことを目的としています。今回で第8回となる松山大学対愛媛大学の真剣勝負です。野球王国の王座は、絶対に譲りません。坊っちゃんスタジアムまで、ぜひお越しください。よろしくお願いします!今回の定期演奏会では、第1部には吹奏楽曲を中心としたクラシカルなステージ、第2部には聞き馴染みのある曲や流行りの曲などを中心としたポップスステージを企画しています。また、エンターテインメントに富んだ演出を取り入れるなど、会場にいるすべての人に楽しんでいただける内容となっております。皆さんのご来場を、部員一同心よりお待ちしています。髙橋 正 教授〔略歴〕1970年東京大学法学部卒業。1975年司法試験合格を経て、1978〜2009年高松高等裁判所・高松地方裁判所(丸亀支部長)・松山地方裁判所(民事部総括)等において裁判官を歴任、2010年から弁護士これまで裁判官を約31年、弁護士を約10年経験してきました。事実を認定して法律の視点から紛争を解明するという作業は、裁判官も弁護士も同じですが、当事者双方の意見を聞きながら紛争の実態を見極めようとする立場と、一方当事者である依頼者に有利な解決を目指す視点から証拠を収集して主張する立場とでは、事実の見方や考え方が異なります。多面的な視点から紛争を解決する方法や考え方を一緒に学んでいきたいと思います。山内 進 教授〔略歴〕 1987年一橋大学において学位を取得(法学博士)。1990年、一橋大学教授に就任され、一橋大学在職中、同学長(2010〜2014年)等を歴任、2014年から一橋大学名誉教授時代の流れとそれに伴う法や制度の変化が速まっています。その一方で、人々が望むのは平和で安定した生活です。したがって、変化と安定をどう調和させていくかは現代の大きな課題です。この課題に明確な答えを出すのは難しいのですが、課題を意識し答えに向かって進むことは大切です。そのための基礎として必要なのは歴史的視点です。大きな流れを見据えつつ「いま」を考えることで、進んでいる方向を見定め、これに的確に対応することが可能となるからです。歴史を知ることで現在の法や制度に込められた「心」を考えることもできます。「比較制度史特論特講」などで、皆さんにそのような「考える力」を大いに鍛えてほしいと期待しています。

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