CREATION_204号
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 私が自転車に乗り始めたのは、3歳くらいから。家の近くに八幡浜のMTBコースがあり、MTB競技を始めました。中学2年のとき、出場した大会で優勝したことをきっかけに、本格的に取り組むようになりました。 高校卒業後は県外の強豪大学に進学する道もありましたが、あえて地元の松山大学へ。愛媛は競技を続けていくために最適な環境があると考えたことに加え、プロになっても引退後に困らないよう勉強をするとともに、競技以外のことで自分のやりたい〝何か〟を地元で探したいという思いがあったからです。 今の目標は国内外問わず各種大会での優勝、そして2024年のパリ五輪出場。そのため、週に5、6日はロードバイク、MTB、シクロクロスバイクで1〜※14時間ほど練習を行っています。空き時間は練習に費やし、プライベートな時間は体を休めるために家で過ごしたり、友人と遊んだり。勉強との両立は大変ですが、自分が選んだ道なので、「やるしかない」と思っています。そのようななか、海外に行くようになってから自然と英語に触れる機会が多くなったため、英語力が上がったように感じています。海外選手と仲良くなれて、とても楽しいですね。 2019年夏、私はアジア選手権大会U23の日本代表に選出されて出場。レバノンの会場は標高が高く非常にタフなレースでしたが、最後まで全力でやりきることができ、U23カテゴリー初参戦にして5位入賞を果たせました。自分としてはまずまずの成績だと手応えを感じていますが、数年以内に優勝できるようになりたいと気持ちを新たにしています。 私の原動力は、走ることの楽しさや勝ったときの喜び。パリ五輪を見据えつつ、今だからできる下積みを重ね、トップになれるように力をつけたいです。地元で活躍することで、愛媛でもMTBを楽しむ人が増え、良いコースも増えていくはず。自分の頑張りが、いつか愛媛のスポーツの盛り上がりに一役買えるようになれたらと思っています。2CREATION NO.204 2020.1地元で力をつけ、目指すはパリ五輪出場愛媛のスポーツを盛り上げたいCREATION NO.204 2020 WINTER 1 MY STORY 3 学術+研究 5 マツダイ ゼミ探訪 7 Campus Information 9 Campus News 13 キラリ☆松大生! 14 OBインタビュー 15 情熱就活・キャリアセンター 16 社会連携室のチカラ 17 頑張ってます! 課外活動 18 集合! ◯◯な松大生。 「令和元年、こんな一年でした!」な松大生 経営学部経営学科1年次生 村上 功太郎さん 人文学部社会学科教授 山田 富秋 経済学部経済学科 赤木 誠 ゼミ2020年度 入学試験日程 文京会からのお知らせ 松山大学大学院法学研究科長について 等 第31回熟田津祭報告 大会・イベント等の報告 小西 弘眞さんが川渕 智未さんの“イマ”を聴く 株式会社 程野商店 代表取締役社長 程野 裕貴 さん 先輩たちの就職活動スケジュール大公開 社会連携(貢献)活動で地域を元気に! テニス部(女子)・演劇部※1… オフロードで行われる競技用のバイクCONTENTS

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