CREATION_205_EBOOK
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 私が書道を始めたのは、小学生の頃。練習を続けるなか、あらゆる書体や文字を書くことに楽しさを感じる一方、文字の特徴やクセを読み取り、きれいに臨書することはとても難しく、今も試行錯誤を重ねています。 松大に進学して書道部南風会に所属し、高校ではできなかった書道パフォーマンスに取り組んだり、好きな文字を自由に書いたりして、先輩や後輩たちとともに様々な挑戦を楽しんでいます。みんな〝書道スイッチ〟が入ると周囲が見えなくなるほど集中してしまうのですが、その高い集中力が普段の勉強などにも活かせていると思います。おかげで昨年度は「第36回産経国際書展」や「第68回秋季県展」などで、多数の入選者を出すことができました。 そして今年、私は書道部の部長に就任しました。個人のスキル向上を図りつつ、この書道部の活動や活躍をもっと学内外に広めていけるよう努力したいです。昨年の熟田津祭(大学祭)で華道部と一緒に作品を展示したように、今後も様々な団体とのコラボレーションに挑戦していきたいですね。さらに創部32年の歴史に恥じないよう、先輩方が築いてきたものを私たちで途切れさせず、後輩たちに繋げていきたいとの思いを原動力に、これからも頑張ります。 今回の作品には、新入生へ「夢を持って、楽しい大学生活を送れますように」とのメッセージを込めています。私たちの思いを伝えるにはどんな言葉を選べばいいか、どんな風に表現すればいいかを先輩・後輩の垣根を越え、メンバー全員で話し合って決めました。大学生活は高校までと違って授業のクラスだけでなく、課外活動やアルバイト、ボランティア活動など色んなシーンがあり、それぞれで円滑なコミュニケーションが必要となります。そこで大切なのは、相手の立場を尊重しながらも意見をきちんと伝え合うこと。新入生の皆さんにはそのスキルをしっかり磨いてほしいと思います。そして校訓「三実」を拠り所として、有意義な大学生活を過ごしてください。2CREATION NO.205 2020.4「真実」「実用」「忠実」の言葉を胸に意義のある大学生活を過ごしてほしい 書道部 南風会 部長 西村 萌 さん 校訓「三実」を拠り所として、 志をもって勉学に励もう 薬学部医療薬学科准教授 奥山 聡 法学部法学科 明照 博章 ゼミ 脇野 葵衣さんが梶原 杜子さんの“イマ”を聴く 愛媛県立小田高等学校 ※取材当時 教諭 魅力化推進室長 今居 弘幸 さん2019年度更生予算 新入生歓迎企画 高等教育の修学支援新制度 等 準硬式野球部/ジャズ・エイジェンツ部※学生の年次は取材時のものです。CREATION NO.205 2020 SPRING 1 MY STORY 3 新入生へのメッセージ 5 学術+研究 7 マツダイ ゼミ探訪 9 キラリ☆松大生! 10 OBインタビュー 11 Campus Information 14 Campus News 15 情熱就活・キャリアセンター 16 ナンデモ窓口@学生部 17 頑張ってます! 課外活動 18 集合! ◯◯な松大生。CONTENTS

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