CREATION_206号
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「三実」は現代社会においても大事な教訓「実際に役に立つこと(実用)」が行動指針に10CREATION NO.206 2020.7松山大学は、100年という歴史を感じさせないくらい、常に新しいことにチャレンジしているイメージがあります。創立100年、さらにその先110年、120年と新しい挑戦が続いていくことを楽しみにしています。今後ますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。 就職を機に上京し、一度の転職を経て2013年に現在の会社へ入社しました。未経験のエンターテインメント業界でしたが、会社の立ち上げ期に携われる機会はそうないと思い、飛び込んだのがきっかけです。様々な業務を経験させてもらったのち、2016年からは広報・PR業務を担当しています。 大学時代は良くも悪くも自由が多いため、すべては自分の行動次第で変わるということを意識しながら過ごしました。何か新しいことに挑戦したり、環境を少し変えてみたりすることが楽しくて、「今(大学4年間で)、ここ(松山)でしかできないことをやる」が自分なりのテーマでした。 多くのことを学びましたが、特にインターンシップ活用の講義で「社会人は毎日楽しくて仕方がない。早くみんなにもこの楽しさを知ってもらいたい」と語られていた講師の方の言葉が今でも印象に残っています。 「三実」は、長年語り継がれる校訓でありながらも、現代社会においても大事な教訓として色褪せていない点が素晴らしく、社会人になった今でも心に響く部分が多くあります。松山大学卒業生として、今後も胸に刻みながら生きていきたいと思います。地方銀行員も「地域創生」を大きな柱の一つと捉え、そのなかで何ができるだろうか、といった思いで仕事に取り組んでいます。松山大学には、同じ地元の仲間として、地域の明日を創っていけるような存在であっていただきたいと願っています。今後も松山大学の更なる飛躍をお祈りしております。 私は地元企業である弊行に入行したきっかけは、大学で行われた会社説明会に参加したこと。当時は地元学生に対するアプローチが熱心だったという印象が残っています。 大学時代、昼は学校で講義を受け、終わるとアルバイト三昧の毎日でした。いずれは地元で就職するつもりでしたので、とにかくいろんな人に出会い、様々な経験をしておくことが大切であると考え、行動していたと記憶しています。当時は決められたことをその通りに行うというマニュアルよりも、その場の状況判断(いわゆる臨機応変さ)が求められる時代であったと思います。何事にも正解はなく、「それは自分で見つけ出し、後で周りが答えを出す」というものだと、周囲の人からよく言われていました。 恥ずかしながら、在学中は「三実」を強く意識してはいませんでしたが、「実用」という言葉だけは自分でよく使っていたと思います。【実用(じつよう)】実際に役に立つこと。実際に用いること。【実用(じちょう)】まじめなこと。実直なこと。 辞書では上記のように記載されていますが、このなかでも「実際に役に立つこと」を、当時も今も強く意識して行動しています。2011年 人文学部社会学科 卒株式会社 オサレカンパニー広報部 広報1990年 経済学部経済学科 卒株式会社 伊予銀行石井支店Yell for MATSUDAIADACHI MaiYell for MATSUDAISUGA Taiji安達 舞さん須賀 耐自さん

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