CREATION_206号
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逆境のなかでも負けない強さを揺るぎない「強い松大」 毎年5月中旬から7月初旬にかけて行われる「四国地区大学総合体育大会(四国インカレ)」。四国地区の約20大学・短期大学が参加する大会だ。各種目・男女別で得点が定められ、合計点がもっとも多い大学に総合優勝が贈られる。 松山大学からは毎年約500名もの選手団を派遣。昨年の第ク総合優秀を達成し、「四国の王者」の称号を不動のものにしている。なかでも柔道部は連続優勝を新中(ともに男子)。またバドミントン部は3年連続、バスケットボール部は2年連続でアベック優勝を果たし、躍進を続けている。 2018年の第69回大会は西日本豪雨の影響により、24種目中11種目が中止に。また今年の大会も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、全種目が中止となった。選手たちは練習もままならない日が続くなか、この逆境を跳ね返す強さを身につけようと、各人が今できるトレーニングに取り組み、鍛錬を重ねている。次のステージへ向けて頑張る選手たちにエールを送りたい。■ 2017年 第68回大会 in 徳島■ 2018年 第69回大会 in 香川■ 2019年 第70回大会 in 愛媛主将が語る「強さの秘密」14CREATION NO.206 2020.7※荒天(西日本豪雨)のため中止硬式野球、硬式庭球、ソフトテニス、バレーボール、バドミントン、柔道、ソフトボール、弓道、ボート、少林寺拳法、合気道【アベック優勝】バドミントン【男子】硬式庭球バスケットボールラグビーフットボール柔道剣道ハンドボールボート準硬式野球【女子】陸上競技フットサル【アベック優勝】バスケットボール【男子】準硬式野球軟式野球剣道ハンドボールフットサル【女子】陸上競技【アベック優勝】硬式庭球バスケットボールバドミントン【男子】準硬式野球ソフトテニスラグビーフットボール柔道剣道フットサル【女子】陸上競技ボートテニス部の強さは、週5日という豊富な練習量に裏打ちされたもの。他大学より多いといわれ、大会では「自分たちが一番練習している」という事実が自信となっています。8月には中四国大会が開催される予定。連覇がかかっていますので、今できることを怠らず、より高みを目指していきます。少数精鋭で頑張っている私たち。試合では早いうちに得点を重ね、自分たちの流れにのせて勝利を確実なものにしています。それができるのは、学年関係なく、一人ひとりの意見を大切にし、練習しやすい環境だから。10月末に開催予定の全日本予選優勝を目標に、取り組めることから始めていきます!連続優勝36達成テニス部(男子)染矢 和仁さん経済学部経済学科4年次生2年連続アベック優勝バスケットボール部(女子)谷岡 安純さん経済学部経済学科3年次生私たちのスタイルは「相手より先に技をかけ、素早く勝ちを取りにいく」。その技を磨くため、普段は週5日を練習に充てており、練習の質も量も他大学には負けません。今は各自で筋トレに励み、体力・精神力の向上に努めています。8月に開催予定の中四国大会に向け、気持ちを切らさないよう頑張ります!常に圧倒的な強さを見せつけ、次の試合で実力も精神的にも優位に立つのが伝統の常勝スタイル。私たちはそんな強い先輩方の背中を見て成長しました。3年連続優勝は、伝統を受け継いだ責任と誇りを忘れず、練習を重ねた結果だと思います。後輩たちも諦めず、今できることから頑張ってほしいと思います。※69回大会は西日本豪雨のため中止。67回大会優勝3年連続アベック優勝※バドミントン部(女子)蓮沼 紗季さん経営学部経営学科4年次生連続優勝39達成柔道部(男子)斎藤 令雅さん経済学部経済学科4年次生39に、テニス部も36と、記録を更70回大会では3年連続男女アベッ2017-2019団体優勝の軌跡The secret of strength

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