CREATION_206号
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6CREATION NO.206 2020.7チーム名 : ドロップ (池内、今岡、久保田、黒田、薦田、牧野)プロモーションを学生が主体的に企画し、自らの力で実践する実行でき、実効ある企画が必要だと実感できた学生たちのこれまでの取組み、これからの構想をインタビュー ダヴボディウォッシュの「瀬戸内限定品」は、商品1つの売上げに対し、瀬戸内の魅力をPRする任意団体に1円が寄付されるというシステムです。地元を盛り上げていきたいと思っていた私たちは、〝瀬戸内のPRのためであれば、寄付金の使い方を自分たちで決められる〟ことが良い経験になると感じ、ダヴ「瀬戸内限定品」のプロモーションに取り組みました。 最初からいろいろなアイデアが出てチーム内のディスカッションは盛り上がりましたが、先生からの「アイデアだけなら高校生でも出せる」という指摘がすべて。予算や準備期間、かかる労力、それらに対する効果等すべてを考慮した上で提案するのが社会人の企画だと、身をもって学ぶことができました。まだプロローグ編の1本しか公開できていませんが、瀬戸内サニーの大崎社長から動画制作のご指導を受けつつ、自分たちで企画制作した瀬戸内の魅力を紹介する動画を、YouTubeで発信していく準備を進めています。視聴者が何を求めているのか考え、瀬戸内にしかない伝統や文化を意識した動画にしたいと思っています。 地元を愛する気持ちをこれからもユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング 株式会社広域営業部 中四国地区 統括マネージャー 垣尾 充哉さん自分たちにない視点に気付かされました株式会社 レデイ薬局 営業本部 化粧品部ビューティーグループ マネージャー 福井 展幸さん実務で得た体験を役立ててユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング 株式会社ナショナルアカウント営業部 統括マネージャー 松本 肇さんきっかけで視点が変わる柔軟性瀬戸内サニー 株式会社代表取締役 大崎 龍史さんパッケージをデザインした松山南高校砥部分校の生徒さん(当時)へのインタビュー動画を公開中。河内准教授と学生の皆さん、ありがとうございました。瀬戸内を愛する皆さんの気持ちが入ったアイデアを販売店であるレデイ薬局様に紹介し、多くの店頭に展開していただくことができました。我々も皆さんからの熱い気持ちに応えるため、いつも以上に気合いを入れて商談に臨みました。これから社会人になる皆さんにとって、今回の経験がプラスになれば幸いです。また、今後の映像展開も楽しみにしております。健康と美容を通じてお客様に喜びと安心を提供し、地域への貢献を目指している当社にとって、「珠泡」は会社の方針に合致した商品であり、そこに地元の大学生との交流が発生することは願ってもない好機でした。学生さんたちはターゲット層に近く、我々が持っていない視点からのアイデアには良い刺激を受けました。独自の視点による提案をこれからの「珠泡」の売場演出や訴求に活かしていければと思います。松山大学には商品の企画段階から関わっていただき、学生のアイデアと発信力でPR活動を担当していただきました。民間企業のマーケティング、CSR活動、商流、物流を現場で学び、実務として経験することでリアルな企業活動を体験できたのではないでしょうか。学生の皆さんが持っている素直に喜ぶ気持ちと発想力、行動力に感銘を受けました。今回の経験と知識をこれからの人生に少しでも役立てていただきたいと思います。せとうちDMOの藤田社長から紹介され、動画制作の指導をさせていただきました。最初は自分たちが楽しいことが先立って、観る人の受け止め方や、地域活性のきっかけになっているかという視点が不足していましたが、「エンタメだけではなく、メッセージ性も必要」と伝えると、すぐに方向性を変えて企画を再考してくれました。学生たちは遠隔ミーティングにもすぐに慣れて、活発に議論を交せる柔軟性があり、これからどう変化していくか楽しみです。松山大学 社会連携活動レポート河内ゼミ × ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング 株式会社

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