「先生の人柄に惹かれて志望しました」と声をそろえる3人。上品准教授を囲み、様々なトークで盛り上がる自分で目標を設定し楽しく取り組めるようにマクロ経済学を専門とする上品満准教授。講義では数式やグラフなどの数学的な話を多く扱うため、資料作成や説明を工夫することにより、学生たちが直感的に理解できるように努めているという。「人にわかりやすく伝える」ことはゼミナール活動においても重視。学生主体のグループワークをメインに、研究とプレゼンテーションの手法を学んでいく。まず2年次はグループディスカッションやテキストの輪読、経済・社会に関連する時事的なテーマを決めてグループ報告を行う。3年次のゼミナール大会を見据え、互いに議論する力を身につけ、自分で調べた内容を相手に伝える練習をすることが目的だ。ゼミナール大会で発表する研究は、テーマ選びから論文執筆までグループ単位で取り組む。テーマの選定は基本的に学生の自主性を尊重しており、「自分たちが知りたいこと、面白いと思えることが一番。興味のあることなら思考も広がりますし、何より楽しく取り組めると思うのです」と上品准教授。また意欲的に取り組むための一つの工夫として、上品ゼミでは他大学との合同ゼミを実施。今年度は遠隔会議ツールを駆使することにより、広島経済大学との合同ゼミを予定している。加した3班すべてが受賞するなど、毎年好成績を収めているが、「勝因は上品先生」と遠藤さん。「壁にぶつかったときなど、上品先生が親身になって相談に乗っゼミで培った経験を社会で生きる糧に昨年のゼミナール大会では参経済学の側面から社会の問題に切り込み研究成果を相手にわかりやすく伝えるその学びを通して自らの可能性を高めていくゼマミツ探ダ訪イ 5CREATION NO.210 2021.7経済学部経済学科上品 満ゼミ
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