CREATION_220_EBOOK
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“組織”と“人”について体験から貴重な学びを得る周囲の意見に耳を傾けながら仕事の幅を広げていきたい澤さんは、高校の恩師から松山大学への進学を勧められ、進学を決意。高校までは野球中心の生活だったが、大学では幅広い経験をしたいと考え準硬式野球部と学生支援団体PIERに所属。PIERでは3年次に代表を務め、組織や人について考えたという。「野球部でのリーダーは“勝つ”という共通目標に向かって部員を導くことが大切だが、PIERの代表に必要なのは、強制力ではなく、みんなが実力を発揮できる場をつくること。そのためにメンバーの意見に耳を傾けることを意識していました」と振り返る。また、経営学部の授業で学んだ人的資源管理論や経営管理論の知識や、西※1日本リーダーズスクールのサイパン研修での経験は、その後の活動に生かされていくことになる。PIERの活動を通じて大学職員と大 関わる機会が多かった学生時代、そのときに知ったのが“教員でなくても大学で働ける”という選択肢だった。人の成長に携わる仕事がしたい、自身も成長し続けたいと希望していた大澤さんにとって、学生と共に成長できる大学職員は理想的な職業に感じたそう。入職後は経※2営企画部広報課に配属され、現在は主にHPの更新、メディアへの広告出稿、プレスリリースの配信、高校生向けの進学ガイダンスなど幅広く業務を担当している。「私が入学した年は大学90周年で、学内がイベントなどで大いに盛り上がっていました。そして今、100周年の行事に入学広報課として関わり、自分が携わった広告を多くの方に見てもらっている。なんだか感慨深いですね」と語る。今後は多くの部署を経験して仕事と人間の幅を広げ、いずれは再び広報業務に戻ってきたいという大澤さん。今後どのように活躍の場を広げていくのか楽しみだ。大学を支える「職員」として働くという選択※1…文部科学省の「大学間連携共同教育推進事業」の一つ。「西日本から世界に翔たく異文化交流型リーダーシップ・プログラム」※2…現:入学広報部入学広報課MLBイチロー外野手が日米通算4,000本安打達成、米とキューバが国交正常化へ、英国がEU離脱決定、リオ五輪開催、地球温暖化対策のパリ協定発効、米大統領選でトランプ氏勝利 ほか海外安全保障関連法成立、ラグビーW杯イングランド大会で日本が南アフリカを破る歴史的勝利、外国人観光客激増・爆買いも、日銀がマイナス金利を初導入、オバマ米大統領が広島訪問 ほか国内学内創立90周年、全国の大学で初めて期日前投票所設置、大学院医療薬学研究科(博士課程)を開設、樋又キャンパス竣工 ほか松山大学入学広報部入学広報課後輩へのアドバイス大学時代に正解はなく、いろんな人と出会って、何事も経験し、楽しむことが大切だと思います。また、自分自身と向き合いながらの就職活動は、自身を大きく成長させてくれるものです。積極的に行動し、多くの人と話すことでたくさんの情報を得てください。学生時代にPLAY BACK (2013.4~2017.3)座右の銘OZAWA Takuya2017年3月経営学部経営学科卒INTERVIEW    さんOBINTERVIEW

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