ながるのか」(細谷さん)、「少子高齢化社会における地域防災対策」(山本秀也さん)など、個性豊かなテーマが並ぶ。「学生には、研究の完成度以上に、試行錯誤したプロセス、そこから得る気づきを大切にしてほしいと考えています。無駄に思える遠回りも学生たちの財産になるはず」と尾沼准教授は語る。壁にぶつかり、それを乗り越える経験をしてほしいと願うからこその激励だ。それに応えるように、学生たちは仲間との議論を通じて自らの問いを深めていく。「周囲に流されることなく自分の意見を持ち、活躍できる人材になりたい」と話す山本耀さんや、「グループワークを通して、まとめる力やプレゼン力などがついてきたかなと感じます」という正岡さんなど、それぞれがゼミでの成長を実感している。悩み、苦しむこともあるでしょう。ですが、そのプロセスを経ることで課題解決能力は身についていきますし、経験が自信につながるはずです。スポーツレクリエーションでバレーボールを楽しんだゼミ生たち。授業では見られない熱戦に盛り上がった。尾沼広基准教授から学生へ研究活動を通じて課題に真剣に向き合ううえで、時に グループ活動でチームワークができ、みんなの仲が良い!学生の意思を尊重してくれるので自由度が高く、やりたいことができます。マ ツ ダ イゼ ミ10探 訪
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