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2023年01月11日
プレスリリース

全国大学ビブリオバトル2022にて 特別賞受賞―本学学生が全国大会で快挙!―

2023年01月11日(水曜日)

松山大学経済学部4年森實 陸(もりざね りく)さんが、2022年12月25日に開催された「全国大学ビブリオバトル2022(主催:活字文化推進会議)」にて『失われたドーナツの穴を求めて』(芝垣 亮介、奥田 太郎 (編)さいはて社)を紹介し、特別賞を受賞いたしました。3年ぶりの開催となった今大会は延べ1,524名の学生が出場し、全国での地区予選を経て勝ち進んだ25名が千葉県浦安市で行われたファイナルステージに出場し、熱戦を繰り広げました。

ビブリオバトルとは

参加者同士で自分の気に入った本を持ち寄り、その本の魅力を紹介し合う書評ゲーム。発表参加者が一人5分間で1冊の本を紹介し、それを聞いた参加者とディスカッションを行う。全ての発表終了後、どの本が読みたくなったかを基準に、参加者全員で投票し勝者を決めるもの。最多票を得た本を「チャンプ本」と呼ぶ。2007年に当時京都大学の研究員であった谷口忠大氏らによって考案され、その後全国に広まり、図書館、学校、書店など、さまざまな場で開催されている。

「全国大学ビブリオバトル」とは

出場者の大学生・大学院生、全国各地の地区予選主催者、地区決戦主催者、本戦主催者、そして予選・本戦の観戦者とのコラボレーションによる、ビブリオバトルの祭典。全国各地の様々な団体が主催する地区予選から地区決戦に勝ち進みチャンプ本を獲得した大学生・大学院生が、活字文化推進会議主催の本戦に臨み、そこで参加者全員の投票によりグランドチャンプ本が決定される。

受賞者コメント 森實 陸さん

ゲスト特別賞を受賞した森實さん
(松山大学図書館にて撮影)

『一番読みたくなった本に投票をする』これはビブリオバトルの数少ないルールの一つです。感動的な物語を完璧に伝えても、泣ける話が大嫌いな観客の前では逆効果かもしれないし、発表が緊張で失敗したなと思っていても、タイトルと装丁に一目惚れした観客に選ばれるかもしれない。バトルと銘打たれた大会としては少し時の運任せのような気がしますが、その中でいかに興味を持ってもらうかを各人が工夫した5分間の発表は見ごたえがあります。全国大会ともなればその個性も密度も段違いでした。自分の作品を紹介する現役学生作家、敏腕ビジネスマンのような隙のないプレゼン、世間話のように喋って観客に親近感を湧かす学生。それぞれが辿り着いた発表方法は千差万別でした。そんな貴重な経験をすることができ、特別賞という素敵な賞を受賞できてとても嬉しいです。

大会概要

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