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2016年07月31日

法学部法学科 水野 貴浩 ゼミ

どんな状況でも「気づき」があることが大切

グループは4〜6人程度と小規模なので、誰もが積極的に発言しやすい環境。だが時折、予習が十分でない学生もおり、スマートフォンで必死に情報収集していることもあるそうだが、そんなときも水野准教授は黙って見守っているのだという。「口出しすると議論が私の発言の方向で進んでしまうことが多く、それでは〝気づき〞という成長が得られません。それに皆の前で恥をかくのも良い勉強だと思っています」。さらにグループワーク後の分析でも、欠けていた視点や考え方を補いつつ、すべてのグループの考え方に触れることにより、自分たちの考えのどこが優れ、どこが足りていなかったのかを自覚できるようにしている。「筋道を立てて問題を解決していくには、まず自分の頭でとことん考えてみる必要がありますから」と語ってくれた。その想いは学生たちにも伝わっており、4年次生の小野さんは「ひとつのテーマについて誰かと深く話す機会は貴重。自分とは違った新しい意見を聞くことで、毎回発見がありました」と振り返る。3年次生の平尾さんは「話しやすい雰囲気なので、考えを自分なりにまとめられます。知識が足りないところは先生が話を膨らませてくれるのも心強いですね」。同じく佐藤さんは「身近な問題を扱っているからこそ、当事者の気持ちもリアルに感じられる。自分の意見を言いやすいです」と話してくれた。

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