(講座番号:102)ドイツ文学に親しもうー19世紀の短篇小説を読むー
概要
若き日の恋、戻らぬ青春の日々……。互いに思いを寄せるエリーザベトとラインハルトの仲を引き裂いたものとは? かつて日本でも盛んに読まれていた、詩的写実主義の作家テーオドール・シュトルムの代表作『みずうみ』を、時代背景やドイツ文化についての説明を交えながら、分かりやすく解説していきます。
講師
田淵 昌太(松山大学非常勤講師)
開講日時
5月13日、5月20日、5月27日、6月3日、6月10日、6月17日、6月24日、7月1日、7月8日、7月15日、7月22日、7月29日
【毎週金曜日】10時15分~11時45分 (全12回)
講義形式
対面形式
定員
30名
受講料
12,000円
※テキスト:『みずうみ 他四篇』(岩波書店)をお持ちでない方は、別途教材費570円が初回講座時に必要です。
※教材の入荷に時間がかかるため、講座の申込と同時に購入の有無を申込用紙にて松山大学社会連携課までお知らせください。(講座申込者全員)
対象
ドイツの文化・歴史・風土などに興味のある方(ドイツ語の知識は不要です。)
講座スケジュール
第1回 | ドイツ文学の流れ |
---|---|
第2回 | 北ドイツの風土 |
第3回 | シュトルムの生涯(1) |
第4回 | シュトルムの生涯(2) |
第5回 | 『みずうみ』を読む(形式と構成) |
第6回 | 「老人」「幼な友」(『グリム童話』と『聖書』) |
第7回 | 「森の中」(森へのピクニックといちご探し) |
第8回 | 「道のべに立つおとめごの」(ドイツのクリスマスと刹那の恋) |
第9回 | 「故郷」(若い二人の美しい秘密) |
第10回 | 「手紙」「イムメン湖」(婚約の知らせと幼なじみとの再会) |
第11回 | 「母は欲りせり」(民謡の主題と睡蓮の花) |
第12回 | 「エリーザベト」「老人」(市民社会の倫理と永遠の別れ) |