2023 ZooProject
ZooProjectとは、学生独自の視点から商品の企画開発をすすめ、愛媛県立とべ動物園の魅力発信、活性化を目指す活動です。
「癒しの空間としてのとべ動物園」に着目し、地域の活性化を目指して、動物園に親しみを持ってもらえる商品になるように、園内での調査やミーティング、企画等を行います。
12月2日(土曜日)10時から14時まで、とべ動物園のレッサーパンダ舎前にて、「zoo(ずー)っと使えるカレンダー」と「とべzooエコバッグ」を販売させていただきました。
今回の商品販売では、それぞれの商品のポスターや看板を自分たちで制作し、販売場所に商品とともに設置しました。販売日がホッキョクグマピースの誕生日でもあったため、来園者にピースの話題と絡めて商品説明を行ったり、実際に商品に触れてもらったりすることで、多くの来園者に興味を持っていただきました。特に、ピースのデザインの木製カレンダーは好評で、当日販売分が完売し、エコバッグも当日販売分の半数以上を売り上げることができました。
このZooProjectで、学生が商品のアイデアを0から生み出して制作し、販売まで行ったことで、商品をお客様に届けることがいかに大変なことかを身をもって感じることができました。
このような貴重な経験をさせていただいたことを大変嬉しく思っています。このプロジェクトにご協力いただいたとべ動物園の方々、商品制作に関わってくださった皆様、作田先生など多くの方々に感謝しています。これからの大学生活や社会人としての生活において、今回の経験を活かせるように日々努力していこうと思います。
経営学部3年次生 佐々木 亜由美
6月23日(金曜日)11時00分より、福祉工房いだい清風園さんへZoo Projectの商品制作の相談のためにご訪問しました。
いだい清風園さんの木材加工の取り組みを目にして、とべ動物園でのミーティングにて好評だった商品案について助言をいただきたいと考え、電話で直接交渉して訪問日時を決め、資料を作成し、ご訪問しました。私たちの思いが伝わるようにアイデアを説明する中で、たくさんの視点からアドバイスをいただき、より商品の構想が固まりました。思いや考えを共有し、納得がいく話し合いになりました。
その後、木工部門、軽作業部門、食品部門、印刷部門について説明を受けながら作業棟の見学をさせていただきました。訪問する前よりも、いだい清風園さんの理念や雰囲気、取り組みを知ることができたため、福祉について知ってもらうきっかけを作り、一緒に地域を盛り上げたいという気持ちがさらに強まりました。
今後は、商品化に向けてもっと意見交換を行い、とべ動物園を訪れるお客様に喜んでもらえる商品にしていきたいです。
経営学部3年次生 仙波 舞・橘 舞優
6月11日(日曜日)10時00分より、とべ動物園にて職員の方々を交えたミーティングを行いました。
各班1~2つ、全8種類の商品案を職員の方々にプレゼンテーションし、それぞれの商品についてフィードバックをしていただきました。どの班も前回までのミーティングを踏まえて、ブラッシュアップした内容を発表しました。とべ動物園の職員の方々との初めての活動で、私も含め他のメンバーもとても緊張していましたが、自分たちの考えた商品を良いと思っていただけるように伝えることができました。その後、製作コストや販売価格だけでなく、もう少しこうした方が面白いのではないかなど具体的な提案もしていただき、とても充実したミーティングになりました。
今回の活動で、私たち学生では気が付かなかった様々な問題を職員の方々にしかない視点でご指摘いただき、これから改善すべきことが何なのか明確になりました。また、実際にとべ動物園に足を運んだことで、動物園の雰囲気や、来園者の様子を感じることができたので、学んだことを生かしてより良い商品を作ることができるように頑張っていければと思います。
経営学部3年次生 操谷 歩実
5月24日(水曜日)17時45分より、H3D教室にて第3回ZooProjectのミーティングを行いました。
前回各班が企画した商品の中から得票が多かったものについて、スライドや伝え方をさらに工夫し、業者の方へ再度プレゼンを行いました。自分たちのプレゼンを業者の方に見て頂くということで不安も大きかったですが、とても親身にアドバイスをくださり、デザイン代、商品の製作コストや販売価格など、かなり詳しく試算して頂き、商品化実現にあたっての必要経費の具体的な金額や問題点が見えてきて、「自分たちのアイディアを商品化する」という最終目標が現実味を帯びてきたのを肌で感じました。
今回直接業者の方にプレゼンを聞いて頂いて、嬉しいご意見もいただけましたが、実際に経費を試算していただいて、自分たちが前もって試算していた金額とかなり差があったり、使う素材の問題など、まだまだ改善すべき点が多くあることにも気がつきました。
6月11日のとべ動物園でのプレゼンに向け、もう一度班のメンバーと商品について話し合いながら、動物園の職員の方々、そして何より来園者に魅力を感じていただける商品を開発していきたいと思います。
法学部2年次生 原田 和季
5月15日(月曜日)17時40分より、H3D教室で第2回ZooProjectのミーティングを行いました。
今回の活動は、とべ動物園で実際に販売する商品開発のアイディアを各班で出し合い、発表して、その中からいくつかに絞り込んでいくというものでした。班は1班3人の計6班あり、出された商品のアイディアは何と20個もありました!どの班も時間をかけて準備してきたため、とてもいいプレゼンテーションになっており、本当にレベルが高いなと感じました。そして私自身もどのアイディアに投票するか本当に迷いましたが、多数決の結果、6つの案までに絞り込むことができました。私が考えたアイディアもその中に入っていたので、とても嬉しかったです。この経験は自分にとって大きな糧となりました。
活動を続けていく中での経験が学びになるという意識をもって取り組んでいけたらと感じています。
次回は、業者の方の前でプレゼンテーションを行い、この6つのアイディアの中から更に絞っていくと思われるので、どのアイディアが選ばれるのか、とても楽しみです。
経営学部3年次生 範國 豊誠
4月24日(月曜日)17時30分より、H3D教室で第1回ZooProjectのミーティングを行いました。
今年度の活動メンバーは18人です。顔合わせの後、作田先生より活動の目的、概要説明、今後の大まかな予定をお話頂きました。そして昨年度までの商品開発において、持つべき視点や具体的なプロセスを、実際にとべ動物園でプレゼンされた商品案を例に教わりました。
後半は3人程度のグループに分かれて、早速どんなプロジェクトを行いたいのか各々アイデアを出し合いました。こんなものを作りたい、イベントを開催するのはどうかなど、まずは自由な発想で案を話し合いました。その際にこれまでの活動で商品化されたかるたやすごろくなどを実際に手に取りましたが、各商品に施された工夫は、とべ動物園と学生の共同開発ならではのアイデンティティーを確立しており、今後の目標をイメージすることにつながりました。
次回、引き続き話し合いを行い、最終的にプロジェクトとして進めていくアイデアは、チーム内での各グループによるプレゼンで決定する予定です。とべ動物園、プロジェクトメンバー、双方に実りある活動となるよう、これからチーム一丸となって活動に取り組んでいけたらと思います。
経営学部3年次生 市川 ひなみ