中小企業の実態を理解し、生きた経済や経営を学ぶ―「地域中小企業論」開講―

平成30年4月12日(木曜日)、本学樋又キャンパスにて「共通教育特殊講義」として「地域中小企業論」が開講された。この講座は、本学と松山市との連携事業の一環として、松山市中小企業振興円卓会議より提供される講座「地域中小企業論―私の人生(キャリア)設計、その意味と価値―」であり、中小企業の実態を理解し、生きた経済や経営を学ぶことを目的としている。

講座は、テーマごとに中小企業の第一線で活躍している方々を講師として招聘するリレー形式を15回開催。中小企業の歴史や面白さと価値を体系的に学び、講師の人生における選択と生き方を学ぶことで、職業観と勤労観の育成に繋がることが期待される。

平成30年4月12日(木曜日)に行われた第1回目の講義では、本学経済学部の熊谷太郎教授及び愛媛県中小企業家同友会の伊井達哉氏から、本提供講座開催の意義、中小企業の実態と役割を学ぶ意義について解説がなされた。今後は、中小企業経営者など県内企業等で活躍する講師から、大企業と中小企業の違い、中小企業で働く意義などについて講座が行われる予定。