次世代を担う薬剤師を目指して―平成30年度松山大学薬学部実務実習宣誓式―

「平成30年度松山大学薬学部実務実習宣誓式」が、平成30年4月19日(木曜日)13時30分より、松山大学カルフール3階ホールにて開催され、本学のロゴが入った白衣姿の5年次生97名と薬学部教員、そして来年度に同じ立場となる4年次生約100名が出席した。

式では、野元裕薬学部長より「この宣誓式は、実務実習の目的を今一度認識し、自覚を持って実務実習に挑んでもらうために開催するものです。臨床の現場での実習は、皆さんの次なる成長のチャンスです。実習が終わって一皮むけた皆さんにお会いできることを楽しみにしています」との挨拶があり、中谷陽明副学長、来賓の宮内芳郎愛媛県薬剤師会会長、田中守愛媛県病院薬剤師会会長から学生に向けて激励の言葉が送られた。

 　これに対して、5年次生を代表して、兼島すみれさんが「これから始まる病院･薬局実習では、現場の先生方を模範として、薬剤師となるための第一歩を踏み出したいと考えます。実務実習で培った経験を活かし、次世代の日本の医療を担う薬剤師の一員となれるよう、日々の実習に最善をつくすことを、私たち5年次生一同ここに誓います」と実務実習に向けての決意を述べた。

 6年制薬学教育では、医療現場での実務実習が教育課程に組み込まれており、4年次に実施される薬学共用試験(OSCE、CBT)に合格した者が、5年次に病院・薬局において各11週にわたる実務実習に臨む。