災害発生を想定し、危機対応の精度を高める―防災消防訓練―

平成28年10月13日（木曜日）に、本学文京キャンパスにおいて、学生、教職員約800名の参加を得て、防災消防訓練を実施した。

訓練は、震度6強の大規模な地震が発生し8号館3階にて火災が発生したことを想定して実施された。地震発生直後の非常放送を受けて、災害発生時における初動体制についての確認がされるとともに、自衛消防活動が指示されたことによる「避難訓練」｢消火訓練｣「救護訓練」等について、教職員は予め指定されている任務について訓練が行われた。
　西原友昭事務局長を責任者とする本部隊が設置され、8号館の地区隊との通報訓練にも取り組み、被災状況等の把握や各担当者からの情報収集を適切に行うための訓練もなされた。地区隊の活動については、初期消火や8号館3階に取り残された負傷者の搬送などにも取り組み、本番さながらの訓練に教職員も緊張した面持ちで取り組んでいた。
　また、学生及び教職員は引き続き、消火訓練として、消火栓・消火器の使用方法を体験した。

最後に松山市消防署職員より、今回の訓練についての講評があり、本部の設置場所や避難誘導の際の留意点等、次回の訓練へ向けての課題についての説明がなされた。