楽しく地域医療を学ぼう！―地域医療塾2016―

平成28年8月19日(金曜日)から8月21日(日曜日)にかけて「愛媛大学と松山大学との地域活性化促進連携事業『地域が求める医療人育成に向けた専門職連携教育(IPE)の取り組み』」の参加企画として、西予市明浜町俵津地区にて開催された「地域医療塾2016」に、本学薬学生8名が参加した。

“『支えあう』医療 『支えあう』絆―あなたの街を支える医療者になるために―”をテーマとした今年の地域医療塾は、過疎・高齢化の進む俵津地区において、医療専門職を志す様々な学生が集い、職域の垣根を超えた交流、グループワークやフィールドワーク、講演会や地域住民との夕涼み会など、盛りだくさんのプログラムを体験しながら学ぶ構成となっており、参加学生は、松山大学をはじめ、愛媛大学、台湾東海大学などから、薬学、医学、看護学、理学療法学、作業療法学、社会福祉学を専門的に学んでいる19名が俵津に集まった。今回初めての参加となる神田和郎さん(薬1年)は「病気だけでなく、患者さんの人間性や生きがい、生活背景などを考えて接することが医療人のあり方の1つだと感じました。また、他職種との連携と相互理解が、最終的には患者さんへのベネフィットを高めると研修を通じて思えました」と感想を述べた。