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2016年09月07日
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トラックの部にて中四国勢としては初となる日本一の栄冠―日本インカレ―

平成28年9月2日(金曜日)から9月4日(日曜日)にかけて埼玉県熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にて「天皇賜盃第85回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)」が開催され、本学女子駅伝部は対校戦のトラックの部50点を獲得し、中四国勢としては初となる日本一の栄冠に輝いた。

大会初日の1500m決勝では、予選を通過した1年生2名が積極的な走りをみせ高見沢里歩選手(経済1年)が4分22秒21の自己新記録で4位、岡田佳子選手(経済1年)が4分23秒95で5位に入賞した。この流れを引き継いだ10000mでは松田杏奈選手(経済4年)が33分21秒99で3位、古谷奏選手(経済2年)が33分27秒10で4位、上原明悠美選手(経済4年)が34分00秒34で6位と出場した3名が全員入賞を果たした。大会2日目の5000m決勝では、主将の中原海鈴選手(経済4年)が先頭集団でレースをすすめ、3000mからのロングスパートで立命館大学のエースとのマッチレースになったが、一歩もひくことなく残り100mからのラストスパートで引き離し15分48秒16の好タイムで見事日本一の栄冠を勝ち取った。大会最終日の3000m障害決勝では、リオデジャネイロオリンピック日本代表の高見澤安珠選手(経営3年)が万全の体調ではない中、スタート直後から先頭を譲ることなく9分56秒96の大会新記録で初優勝した。また、後半猛烈な追い上げをみせた1年生の岡田選手が、自己記録を17秒更新する9分59秒17の大会新記録で2位に、昨年度の覇者三島美咲選手(経営4年)が5位とそれぞれ入賞した。

日本インカレ初出場で初優勝となった主将の中原選手は「私の走りを見て喜んでもらえることが、自分自身のエネルギーになり、そして皆が笑顔で迎えてくれることが何より嬉しいです。ここで終わりではなく、10月30日(日曜日)の全日本大学女子駅伝に調子を合わせて日本一を取るために今回の優勝は大きかったと思います」と力強く語ってくれた。また、リオデジャネイロから帰国して2週間しか経っていない高見澤選手は、発熱のため3日間の入院を余儀なくされた中での出場だったが「オリンピック選手として、負けれないレースで勝てて良かった。トラック優勝は駅伝に向けて弾みになる」と安堵した表情を見せた。

大西崇仁監督(経済学部准教授)は「今回は、全員入賞することを目標にしていたが、まさかトラック優勝をするとは思ってもいなかったので驚いている。全日本大学駅伝に向けては、日本インカレの結果で他大学のマークが厳しくなると思うが、これからも今までやってきたことを信じて、丁寧に練習を積み重ねていきたい」と選手達の健闘をねぎらうとともに、視線は早くも10月30日(日曜日)に開催される第34回全日本大学女子駅伝に向けられている。選手たちは合宿地の久住に戻り走り込みを行う予定である。

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