大学での学びを体感し、進路選択に役立てる―高大連携サマーセミナー―

平成28年8月4日(木曜日)9時00分から本学文京キャンパス2号館1階213番教室にて「松山大学経営学部高大連携サマーセミナー」が開講された。このセミナーは、高校生に大学の授業を一足先に体験して視野を広げるとともに、将来の進路選択に役立ててもらうことを主な目的とし、本学の高大連携事業の一つとして平成14年から実施されている。

このセミナーには、愛媛県内外の15の高等学校から80名の生徒が参加した。開講式では、中村雅人経営学部長から「このセミナーは、高校と大学の授業内容の連続性を高めること、実際の大学生活を体験することを主な目的としています。講義にしっかり取り組むことはもちろんのこと、休憩時間には図書館やカルフールと呼ばれる食堂を利用して大学生活を思い切り体験し、志望大学や学部選択に役立ててください」と挨拶があった。引き続いて講師紹介が行われた後、1日目の講義が始まった。

今年度も「経営学部の全体像を知ろう！」をテーマに経営、流通、会計、情報の4コースそれぞれを2回の講義に分け、2日間で8回の講義が実施される。参加者は、大学の授業を体験しつつ、経営学に関する知識を深め、将来の進路選択に活かそうと真剣な眼差しで講義を受けていた。

セミナー最終日の8月5日(金曜日)には閉講式が行われ、所定の出席率を満たした高校生には修了証が授与される。