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2016年04月25日
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ポスター発表の部で優秀発表者賞を受賞―日本薬学会第136年会―

平成28年3月26日(土曜日)から3月29日(火曜日)にかけて横浜で開催された「日本薬学会第136年会」にて、本学薬学部大学院医療薬学研究科の澤本篤志さん(院3年)が、ポスター発表の部で学生優秀発表者賞を受賞した。
 この賞は、学生の研究意欲向上のために設けられた賞で、口頭発表とポスター発表の部に分かれている。今年会では、口頭発表の部は531演題中71演題が、ポスター発表の部は502演題中63演題が優秀発表者賞を受賞した。

ポスター発表の部において澤本さんは「中枢神経疾患の症状改善作用を有する漢方薬の探索」を研究テーマとして、3月29日(火曜日)の午後に発表を行い、受賞率12.5%の壁を突破、栄えある賞を手にした。
 この研究は、うつ病や認知症といった脳や心の病気に効く薬を漢方薬の分野で検討するもの。澤本さんはこの問題に対し、いくつかの評価系を組み合わせれば有望な漢方薬を探せる可能性があることを見出した。

受賞に際し澤本さんは「1年以上この研究に携わってきましたが、まさかこのような賞をいただけるとは思っていませんでした。研究については、どう実験を行い結果を解釈するかなど、悩んだ場面も多々ありましたが、漢方薬の研究は元々興味もありましたし、先生方からの心強いサポートもいただきましたので、楽しく研究を進める事ができました。自分の研究が医療に貢献できると評価され、優秀発表者賞を受賞した事を嬉しく思います」と喜びを語ってくれた。指導教授の古川美子薬学部教授は「澤本君は、実験から得られたデータを的確に判断ができ、研究者としてのセンスを兼ね備えています。将来は、薬学教育に貢献できる人材になることを期待しています」と今後の活躍に期待を寄せた。
 また、澤本さんは長井記念薬学研究奨励支援事業にも採択され、奨学金を獲得するなど、本研究科の1期生として、目覚ましい研究成果を上げており、他の大学院生にも大きな刺激を与えている。

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