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2016年01月20日
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まちづくりを学生の手で進めていく―第17回学生による政策論文表彰式―

平成28年1月15日(金曜日)、坂の上の雲ミュージアムにて「第17回学生による政策論文入賞者発表・表彰式」(主催:松山市)が行われ、川澤太智さん(経営3年)、梶谷太希さん(同)、高橋柚貴さん(同)の3名が「優秀賞」、渡部亜希実さん(法3年)が「アイデア賞」をそれぞれ受賞した。

松山市では、学生にまちづくりや行政に関心を持ってもらい、その若い活力や柔軟な発想をまちづくりに生かすため、学生による政策論文募集事業を実施している。
 今回の政策論文には「若者に選ばれるまちづくり」「学生が主体となって取り組めること」という視点を踏まえたテーマに、県内外の大学生から21件の応募が寄せられた。表彰式では野志克仁松山市長より、受賞者にそれぞれ手渡しで賞状などが授与された。

「優秀賞」を受賞した川澤さん、梶谷さん、高橋さんの提案は「松山の学生と児童養護施設をつなげよう」というもの。松山市内への児童養護施設へのインターンシップの仕組みをつくり、福祉を専門に学んでいない学生にも体験してもらい、職業選択に生かしてもらうことを論じた。
 川澤さんは受賞に際し「私自身、児童養護施設でインターンシップを行いまして、施設の方々に恩返しができればと考えていました。これからも施設と学生とのつながりを強めていき、体験してもらう活動を進めたいと思います」とこれからの抱負を語ってくれた。

「アイデア賞」を受賞した渡部さんは「景観を学生が作る、ラッピング電車への取り組み」と題し、「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」に学生が加わり、学生が乗ってみたいという視点でデザインしたラッピング電車を走らせること。またこれにより観光客に対しても松山市の新たな一面を感じてもらえればと提案した。
 渡部さんは「高校時代、電車のペイントをしたことがありまして、松山の電車づくりにも携わりたいと考えていました。今回の政策論文に関しては、高校時代の友人も作成に協力してくれて、みんなの力で論文をつくれたことが嬉しかったです。もっと学生によるまちづくりを進めていきたいと思います」と喜びを語ってくれた。

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