ゼレンスキー・ウクライナ大統領によるオンライン講演会開催本学学生・教職員約150 名が参加

2022年7月4日(月曜日)18時00分からゼレンスキー・ウクライナ大統領によるオンライン講演会が文京キャンパス8号館845番教室で開催され、本学の学生・教職員約150名が参加した。
　本講演会は、ゼレンスキー・ウクライナ大統領が、日本で学ぶウクライナの学生及び日本の学生に対してメッセージを送ることを希望したことをきっかけに、駐日ウクライナ大使館が東洋大学に同大学での講演会を提案し、開催された。その後、松山大学・松山短期大学（以下「本学」）に東洋大学から呼びかけがあり、本学の学生も本講演会に参加することとなった。

冒頭、新井英夫学長が「大学は、自律した個人が人類全体の叡智を向上させるという目的意識のもとに集い、人類の未来をよりよい方向へと導く『知』を創造する場所です。本講演会に出席する学生の皆さんには、ウクライナの現状を他人事ではなく自分事として捉え、どう未来を歩んでいけば人類の発展に資することになるのか、考えるきっかけとしていただければと思います」と挨拶し、ゼレンスキー大統領が「平和は『通常』ではなく『思い出』になった」「力による支配か、法による支配か。我々次第だ」として、現在ウクライナが置かれている状況をもとに参加者に理解と支援を求めた。東洋大学の会場にいるウクライナ人留学生及び日本人学生からは「日本語を学習するウクライナ人として、ウクライナと日本の関係を発展させていくためにはどのような貢献ができるか」「ウクライナ人留学生と共に何を学び、どのような経験を積めばよいか」といった質問が投げかけられ、ゼレンスキー大統領がそれらの質問に答えた。

また、本学の会場前では本学学生支援団体PIERによるウクライナ支援のための募金活動が実施された。