松山大学では、2025年度より社会学基礎特殊講義として、「地域メディアとジャーナリズム」を新たに開講いたしました。この講義は、松山に拠点を置く地域メディアの報道やコンテンツ作りの最前線で活躍される方々を実務家教員としてお迎えし、全15回にわたり様々な視点で考える新たなスタイルを採用したものです。ジャーナリズムが直面している課題や地域メディアならではの存在意義について、実際にメディアに従事される方の実感を率直にお話いただきます。この試みにより、学生が地域メディアの仕事のリアルを知ること、また情報の氾濫状態にある現在の情報空間におけるリテラシーと、客観性をもって情報を発信する成熟したジャーナリズムのあり方について見識を深め、質のよいコンテンツ・オーディエンス、そしてクリエイターとしての資質を素養することを目的としています。

今回は第3回講義として愛媛CATV取締役兼務管理局 局長 森 知彦にお越しいただき、「地域密着型メディアの描く愛媛の未来」をテーマに開講いたします。情報学部がスタートした本学での、学生の興味関心の高いメディアコンテンツにまつわる、地元メディア各社との新たな試みです。ぜひ、ご取材ください。

第3回講義開催 概要

日 時:2025年5月1日(木)10時15分~11時45分
講 師: 愛媛CATV取締役 兼務管理局 局長_ 森 知彦(もり ともひこ) 氏
テーマ:「地域密着型メディアの描く愛媛の未来」
会 場: 松山大学文京キャンパス821番教室(8号館2階)

<地域メディアとジャーナリズム開講概要(全体)>
2025年4月17日(木)~2025年7月24日(木) 毎週木曜日10時~11時45分

※各回講義テーマは次ページ参照(全15回)

コーディネーターコメント

松山大学人文学部社会学科 准教授 森岡 千穂(もりおか ちほ)

昨今SNS上ではマスメディアをオールドメディアと揶揄し、軽視する言説が目立ちます。一方、ネット上の姿の見えない情報発信者によるデマや過激な主張、AIによるディープフェイクが人々を翻弄する時代です。ここで一度ジャーナリズムの根本に立ち返り、ゼロから現場に赴き取材する地域メディアの方々から、情報を誠実かつ正確に伝えるために大切なこと、メディアの役割についてご講義頂く機会を儲けました。学生は各回講師の問いかけに対する自分なりの意見を提出し、自ら考え変化に対応する生きた情報リテラシーを身につけていきます。

 

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