私は学部卒業後に中学校講師に就いた後、地域経済研究への意欲が元々あったことと、教員の専修免許状を取得する目標のために、大学院に入学しました。在学中は高校で非常勤講師をしながら、毎日研究室に通って文献を読み込み、学会報告や論文の締め切りに追われることもありましたが、国内外の地域調査に赴くなど、充実した研究生活を送ることができました。博士号を取得し、本格的に地域経済学の研究者・教員としてのキャリアを歩みはじめましたが、在学中の学びと経験によって今後もステップアップしていけると確信しています。
松山大学大学院には、多くの蔵書を有する図書館、個別の研究ブースと談話スペースが確保されている研究室、院生が投稿できる紀要雑誌、学会参加・報告の補助制度などがあり、研究生活を支えてくれます。研究に興味のある学生や社会人の皆さんが入学し、本学の歴史を継承してくれることを期待しています。
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