松山大学大学院医療薬学研究科 がんプロ第16回公開講座/松山大学薬学部 第53回卒後教育講座を開催

2025年10月25日(土曜日)、がんプロ第16回公開講座が薬学部第53回卒後教育講座を兼ねてオンラインで開催され、薬剤師を中心とした77名が参加しました。

今回は、『がん治療の進歩とこれから~泌尿器がんを中心に~』をテーマに、矢野安樹子先生(愛媛大学医学部附属病院薬剤部)から「がん薬物治療法の副作用マネジメント―泌尿器がんを中心に―」について、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)などの新規薬剤の開発や、ICI投与における有害事象などを含め、薬剤師としての介入ポイントを中心にご講演いただきました。次に、三浦徳宣先生(愛媛大学大学院医学系研究科泌尿器科学)からは「泌尿器がんを知る:診断から最新治療まで」について、頻度の高い腎がん、膀胱がん、前立腺がんをとりあげ、その診断から最新治療まで、新薬の登場による治療戦略の変化を含め詳細にご講演いただきました。泌尿器がんを取り上げたプログラムとして」、受講者の自己研鑽につながったものと思います。

大学院医療薬学研究科は、「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン」事業 地域をつなぐ未来世代のがん専門医療人養成する中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアムに参画し、がん医療の現場を支える人材教育や指導者育成に取り組んでおり、本公開講座はその取り組みの一環になります。

松山大学薬学部は、地域の薬学部として引き続き薬剤師の卒後教育に取り組んでまいります。

主催:中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム、松山大学大学院医療薬学研究科、松山大学薬学部
共催:愛媛県薬剤師会、愛媛県病院薬剤師会、松山薬剤師会

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