アメリカ・コンコルディア大学ウィスコンシン校薬学部および薬局の現場を体験し、グローバルな職業観を育成—薬学部 短期海外研修プログラム報告会―

2025年10月23日(木曜日)、薬学部の「国際医療薬学」の授業の一環として実施した「2025年度コンコルディア大学ウィスコンシン校(Concordia University Wisconsin: CUW)薬学部 短期研修プログラム」の報告会を開催いたしました。
本プログラムは、学生の国際的な視野と職業意識の向上を目指し、現地の大学の授業にそのまま参加する形式で実施されています。

報告会では、研修に参加した薬学部医療薬学科4年次生 末光 美華(すえみつ みか)さんがアメリカの薬学教育と薬剤師業務の実態について発表し、その学びを共有しました。日本とアメリカの学習環境や学生の取り組み姿勢の違い、薬剤師の役割の違いを肌で感じたことについて報告されました。
末光さんは「今回の研修で得た最大の学びは、「現場を生で見ること」の重要性でした。情報として知っていたアメリカの薬剤師の役割や業務の流れを実際に確認できたことで、理解が深まりました。また、アメリカでの経験を通じて、日本では当たり前とされる対面での服薬指導や、患者の些細な変化に気づく姿勢の大切さを再認識しました」と語り、参加した方は熱心に聞き入っていました。

松山大学薬学部は、今後もこのような国際連携プログラムを通じて、グローバルな視点と実践力を兼ね備えた人材育成に努めてまいります。

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