日本の戦国文化体験—愛媛3大学の留学生で行く「しまなみ」バスツアー—

2025年11月16日(日曜日)、松山大学、愛媛大学、聖カタリナ大学に在籍する留学生を対象に、「しまなみバスツアー」が開催されました。本ツアーは、大学コンソーシアムえひめ国際交流支援部会が実施する事業の一つで、愛媛県に在住する留学生同士の交流促進と地域への理解を深めることを目的に毎年実施されています。当日は、本学の留学生を含むイギリス、アメリカ、ブラジル、中国、台湾、韓国、インドネシアなど、多様な国や地域から留学生39名が参加しました。

はじめに、留学生たちは今治市の「さいさいきて屋」を訪れ、農産物の直売所を見学したあと、地元の食材を使った食堂やカフェで昼食を楽しみました。昼食後、「村上海賊ミュージアム」を訪れ、展示資料をじっくり見ながら、日本遺産に登録されている村上海賊の歴史や物語に触れました。さらに、甲冑や小袖の試着コーナーでは、戦国時代の日本文化を体験しようと留学生たちが列を作り、衣装を身にまとった姿をお互いにうれしそうに写真撮影していました。
その後、瀬戸内海を一望できる亀老山展望台へ移動し、全員で集合写真を撮影しました。晴天のもと、留学生たちは景色を楽しみながら写真を撮り合い、和やかな時間を過ごしました。
最後に立ち寄った来島海峡サービスエリアでは、それぞれにお土産を選ぶ姿が見られ、ツアーの締めくくりにふさわしい穏やかなひとときとなりました。

参加した留学生からは、「小袖の色がとても気に入った。母国ではこうした服を着る機会がないので、とてもいい思い出になった」「きれいな景色をたくさん写真に収められた」などの声が聞かれ、充実したツアーとなりました。

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