2025年9月8日(月曜日)、経済学部藤井孝哉ゼミの3~4年次生が、西条市の多賀公民館で開催された地域自治活動に関する座談会に参加しました。
この会には多賀連合自治会をはじめ地域自治組織「多賀を守り育てる会」、地域文化の継承を担う「喜左衛門狸の会」、自治体・公民館職員らが参加し、人口減少下の地域自治・振興のあり方について意見交換がなされました。会の後にはフィールドワークとして参加者全員で大氣味神社まで歩き、地域伝承である「喜左衛門狸」伝説について説明を受けました。
また、10月11日(土曜日)には、「東予秋祭り」のひとつ、壬生川駅前通りで開催されただんじりの統一運行を見学し、地域文化に触れました。
参加した林菜緒さん(経済3年)は「座談会への参加は初めての経験でしたが、活動を行っている人の声を直接聞くことで、多賀地区や旧東予市の状況を知ることができ、とても貴重な時間になりました。また、秋祭りの迫力あるだんじりの統一運行を見学し、伝統を受け継ぐ人々の熱意や地域の一体感を肌で感じ、感動しました」と話してくれました。
また、旭良浩さん(経済4年)は「地域自治の担い手不足などの課題に直面している現状を直接伺うことができ、合併後の旧都市部の現状を知ることができました。学生と地域が継続的に協力して地域づくりを進めていく重要性を強く感じました。この経験を卒業論文の作成に活かしていきます」と決意を語ってくれました。
次年度以降、藤井ゼミではプロジェクトのひとつとして、西条市における地域資源の再認識につながるフィールドワークやワークショップの開催等を計画しており、西条市役所をはじめ、「多賀を守り育てる会」や「喜左衛門狸の会」と連携して地域自治活動に参画していくことを予定しています。







