2025年11月1日(土曜日)、人文学部社会学科の大石茜ゼミでは、松山大学の「社会人基礎力育成事業B」による社会連携活動の一環として、主に住宅などに使われる材木を作っている堀本製材所でのフィールドワークを実施しました。
堀本製材所の代表をされている堀本様のご案内のもと、堀本製材所で作っている材の種類や、どうして伊方町の海のそばに工場を構えているのか、どのようなこだわりがあるのかについてお話を伺い、その後実際に工場で製材工程を見学させていただきました。


フィールドワークに参加した大野木慈音さん(人文社会2生)は、「実際に木が材木に加工され、乾燥する工程を見学し、工場の機械化によって女性でも働けるような環境に代わっていることに驚きました。また、自然乾燥材は完全に乾かすのに1年以上もかかるという話を聞き、自分たちが住んでいる家に使われている木材もたくさんの手間暇がかかっていることを実感しました。さらに、材木の切り出しと同時に林の管理もしているという話を聞いて、自然と共生する中でも重要な役割を担っていることを感じました」と語ってくれました。
普段の生活ではあまり目にすることのない製材所での体験を通じて、住宅の材料やその背景にある産業について理解を深める貴重な機会となりました。







