理想のキャリアへ、先輩との親睦から始まる新たな一歩—「第2回薬学部OB・OGとのキャリアビジョン交流会」を開催—

2025年11月29日(土曜日)に本学文京キャンパス内の松山大学生協カルフール食堂において、標記交流会が開催され、1~5年次までの薬学部生24名、薬学部OB・OG8名、薬学部教員5名が参加しました。本交流会は、薬学部生のキャリアビジョン支援を目的に昨年度より薬学部キャリア委員会が実施している企画であり、今年で第2回目の開催となります。本交流会の開催にあたり、本学同窓会組織の温山会、父母の会よりご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

薬学部を卒業後、薬剤師国家試験に合格した卒業生の多くは病院、薬局、ドラッグストアなどで薬剤師として活躍しています。しかし、薬学部出身者の活躍の場はそれだけにとどまらず、卒業後の進路の選択肢が非常に多いのも特徴です。製薬企業において薬の研究開発、製造、品質管理、営業(MR:医薬情報担当者)等に従事する方、麻薬取締官、県庁や保健所などの行政機関に勤める方、治験コーディネーター(CRC)、医療コンサルタント及び医療ライターになる方などさまざまです。今回の交流会には、病院薬剤師、薬局薬剤師、行政機関(愛媛県職員)、製薬会社MR、スポーツファーマシスト(アンチ・ドーピングに関して専門知識を有する薬剤師に与えられる認定資格)、薬局薬剤師として勤務する傍ら大学院生として研究活動に従事している先輩など多岐に渡る職種で活躍中のOB・OGにご参加いただきました。興味のある職種が近い学生同士がグループを作り、職種別に配置されたテーブルをローテーションして、OB・OGと交流を深めてもらいました。

学生たちは、和やかな雰囲気の中でOB・OGと交流し、仕事の内容や学生時代に取り組むべきこと、キャリア形成に必要な知識や技術について多くの情報を得ました。その過程で、自分の理想のキャリア像や不足している点を見つめ直すきっかけとなりました。今後も多くの薬学部生と薬学部OB・OGが交流できる場を設けることにより、在学生が目指すキャリアの実現に向けて常に挑戦し続けていけるよう継続的にサポートしていきます。

高取薬学部キャリア委員長による開会の挨拶
先輩方との歓談の様子
先輩との名刺交換の様子
参加者全員で記念撮影

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