読書の力を言葉に込めて―第25回(2025年度)松山大学図書館書評賞表彰式—

2025年12月15日(月曜日)に第25回松山大学図書館書評賞表彰式を開催しました。
同書評賞は教育活動の一環として2001年から実施しており、今年は25篇の応募の中から、優秀書評賞2篇、佳作5篇が選ばれました。

 

 

 

池上真人学長から受賞者一人ひとりに表彰状と副賞が手渡され「書評というのは、本と真摯に向き合い、その本質を見極め、他者と共有するという知的活動であり、今後の学生生活、そして人生においても、このような知的活動を続けていってほしいです」との言葉が贈られました。渡辺幹典図書館長からは「これからも図書館を積極的に利用し、本学の読書推進の牽引役となるよう願っています」との祝辞がありました。また、甲斐朋香審査委員長からは「読書感想文とは違う格好で、書評という作業に取り組んだことは、とても意義があることなので、自分のスタイルを見つけて、ぜひ来年も再来年もチャレンジしてください」との講評が述べられました。

受賞者は以下のとおりです。(各賞五十音順)

最優秀書評賞

該当なし

優秀書評賞

2名

受賞者 書評対象図書
遠藤 咲樹/人文学部社会学科1年次生 線は、僕を描く/砥上裕將著, 講談社
大政 純麗/人文学部社会学科1年次生 災害と子どものこころ/清水將之ほか著, 集英社

 

 

佳作

5名

受賞者 書評対象図書
伊藤 成彦/人文学部社会学科1年次生 いい子に育てると犯罪者になります/岡本茂樹著, 新潮社
進藤 栖芭/人文学部社会学科1年次生 恋とか愛とかやさしさなら/一穂ミチ著, 小学館
武田 星一/法学部法学科4年次生 刑の重さは何で決まるのか/高橋則夫著, 筑摩書房
福岡 拓也/人文学部社会学科1年次生 アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス著; 小尾芙佐訳, 早川書房
山﨑 ゆい/人文学部社会学科1年次生 そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ著, 文藝春秋

 

 

※受賞作品とその講評についてはこちら

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