薬学の魅力をオンラインで体感―四国型次世代科学技術チャレンジプログラム「薬学インテンシブコース」を開講—

2025年12月14日(日曜日)、令和7年度四国型次世代科学技術チャレンジプログラム(SHIN-GS)(主催:愛媛大学 次世代人材育成拠点)の活動の一環として、「薬学インテンシブコース」をオンラインで開講しました。

本プログラムは、中高生に対する科学技術人材の育成・支援体制の構築を担うため、愛媛大学が主幹校として展開している事業で、松山大学は連携機関として参加しています。本コースは参加者の中で、特に薬学に関心を持っている受講生を対象に、本学薬学部教員が講師となり、薬学関連の講義を実施しました。
当日は以下の3講義を開講し、高校生4名が受講しました。

  • 渡邉 真一先生(医療薬学研究室):「がん治療に伴う口腔内有害事象」
  • 橋本 満先生(薬剤学研究室):「薬の生体内運命」
  • 田母神 淳先生(生物物理化学研究室):「光を使って薬・タンパク質のかたちを診る」

受講生にとってハイレベルな内容ながら、活発な質疑応答が行われ、非常に有意義な時間となりました。

今年度中に第2回目を予定しており、医療系の中で特に総合科学的な学問である薬学の魅力が体感できる講義を提供できるよう進めていく予定です。
松山大学薬学部では、今後もSHIN-GSの取り組みに連携機関として協力し、中高生に向けた科学・薬学の学びの機会を提供、支援することで、地域の将来を担う人材育成に貢献していきます。

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