地域文化と学びのつながりを考える—人文学部・大石ゼミが「こども本の森松山」を訪問—

11月13日(木曜日)、人文学部社会学科の大石ゼミ(基礎演習)の授業の一環として、坂の上の雲ミュージアムにこの夏併設された「こども本の森松山」を訪問しました。今回の訪問は、地域文化と教育のつながりを学ぶことを目的としており、学生たちは施設の役割や運営の背景について理解を深めました。

現地では、企画段階から関わっていた学芸員の上田一樹氏より、施設のコンセプトや特徴、開館までの経緯、開館後の来場者の様子などについてお話を伺いました。
学生からは、「この建物がすべて寄贈という所に建築者の安藤さんの思いが感じられた」「丸を多く取り入れたデザインや窓から見える緑にやさしさを感じた」といった声があり、建築に込められた理念や空間の工夫に気づきを得ました。
また、「子ども専用の図書館だと思っていたが、ジャンルに縛られず自由に楽しめる場所だった」「親子で学ぶ機会になるのが素晴らしい」「他県にも広まってほしい」という感想も寄せられ、施設の魅力が強く伝わったことがうかがえます。

今回の訪問を通じて、学生たちは本の持つ力と地域文化を支える人々の思いに触れ、学びの場としての可能性を実感しました。

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