2026年3月7日(土曜日)に松山大学薬学部一日体験入学が開催され、愛媛県・高知県の高校生18名が参加しました。高校生は8名の薬学部教員と15名の薬学部生の指導・サポートを受けながら、「糖尿病治療薬の効果を確認してみよう」というテーマの実験と「薬剤師体験」に取り組みました。
参加者はまず、血糖値が体内でどのように変動するのか、また高血糖が引き起こす問題について学びました。さらに、インスリンが血糖値を下げるメカニズムや、糖尿病治療薬の中にインスリン分泌を促進する薬があることについても、理解を深めました。
その後、5つのグループに分かれ、食後の血糖値の上昇に対してインスリン分泌促進薬がどのようにはたらくかを、マウスの血糖値を測定して確かめました。測定後は結果をグラフにまとめました。
休憩後、粉薬、塗り薬やシロップ剤の調剤体験や、点滴に注射器を用いて医薬品を注入する操作、聴診器を用いてシミュレーターの呼吸音を聴く体験をしました。高校生たちは、大学生のアドバイスを受けながら熱心に取り組み、薬の効果を確かめる方法や、薬剤師が行う業務について体験しました。最後は、薬学部棟(9号館)内の実習や研究に使用される施設や生薬標本を見学しました。
参加した高校生からは、「薬の効果をみる実験ができてとても楽しかった、今まで以上に薬学への興味が湧いた」といった声が聞かれ、薬学部での大学生活をイメージしてもらう良い機会となりました。

左から
(上段) 科学実験の説明、生薬標本の見学、点滴への注射薬注入、呼吸音の聴診
(下段) 軟膏の計量、水剤の調製、粉薬の手分包





