英語英米文学科の学生がインドネシア・バリ島での「SDGsスタディーツアー」に参加

2026年2月16日(月曜日)から22日(日曜日)にかけて、本学人文学部英語英米文学科の学生4名が、インドネシア・バリ島でのSDGsスタディーツアー(研修受入先:一般社団法人Earth Company)に参加しました。バリ島といえば、一般的には海のリゾート地として知られていますが、今回の研修ではリゾート開発の華やかな側面の裏側に潜む社会課題や環境問題に焦点を当て、現地での学びを深めました。

学生たちが最初に訪れたのは、ごみ山周辺で暮らす貧困コミュニティです。バリ島には毎年多くの観光客が訪れる一方で、排出される大量のごみの多くが埋立地に集積されています。経済的に困難な状況にある人々は、このごみ山からプラスチックや金属などを拾い集め、業者に売ることでわずかな収入を得て生活しています。学生たちはこうした家庭を訪問し、地元の方々と交流したほか、NGOによる子どもへの教育支援や女性への職業訓練といった支援活動を視察しました。

次に訪れたのは、リゾート開発の影響により消滅の危機に瀕している村です。観光客が大量の水を使用することで、地元の農家は水不足や食料不足、それに伴う収入の減少に苦しんでいます。唯一の財産である土地を海外の投資家に売却せざるを得ない現状もあり、村の豊かな自然や伝統文化の消失が危惧されています。学生たちはこの村で、エコツーリズムや森林再生に取り組むNGOの講話を聞き、実際に植林活動を体験しました。さらに、村の一般家庭にホームステイを行い、寝食を共にすることで地元の人々との絆を深めました。

参加した学生からは「ごみ山周辺で暮らす人々の笑顔が忘れられない」「本当の豊かさや幸せとは何かを、深く考えさせられた」といった感想が寄せられました。海外の現場に身を置き、五感を通じて学んだ貴重な経験は、今後の学生たちの人生においても大きな指針となることでしょう。

NGOリーダーの話を聞く
村の農地を視察
初めてのインドネシア料理に挑戦
森林再生の取り組みについて学ぶ
現場での学びを皆で共有
村のホストファミリーの方々と

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