薬学部教員・大学院生・学部生らが研究成果を全国へ発信!―日本薬学会第146年会(大阪)にて研究成果発表―

2026年3月26日(木曜日)から29日(日曜日)にかけて、関西大学千里山キャンパスにて開催された日本薬学会第146年会に本学薬学部から多くの教員、大学院生、学部生が参加し、日頃の研究成果について発表・討論を行いました。
本学会は、毎年年度末に開催される薬学分野最大規模の研究成果発表の場であり、今年度は全国からおよそ8,000名を超える薬学関係者が集い、3日間にわたり活発な議論が交わされました。

研究分野ごとに設けられた口頭発表・ポスター発表の各セクション会場において、本学薬学部所属の大学院生2名および学部生3名が、それぞれの研究成果を発表しました。いずれの会場も多くの参加者で賑わい、質疑応答や意見交換が盛んに行われるなど、研究者同士の交流が深まる大変有意義な機会となりました。

また、最終日にあたる3月29日(日曜日)には、本年度卒業生の柴田帆乃花さん(生理化学研究室)、具志堅翔太さん(医薬情報解析学研究室)が、「薬学の学びをかたちにする:病態解明から臨床現場の課題解決まで多領域で挑む若手研究」と題したシンポジウムにおいて、それぞれ講演を行いました。

全国規模の学会におけるシンポジウム講演は枠が限られており、本年度採択された大学院生・学部生シンポジウムは全国で5件のみと大変狭き門です。その中で学部学生が登壇の機会を得ることは極めて稀であり、非常に名誉なことといえます。登壇した2名の学生は、卒業研究として取り組んできた成果を堂々と発表し、座長や会場から寄せられた質問にも的確に応答していました。その姿からは、これまでの学修と研究活動を通じて培われた確かな成長と頼もしさが感じられました。

本学会における3日間の白熱した議論を通じて、参加した教員・学生にとっては自身の研究課題に対する新たな気づきや視点を得る大変貴重な機会となりました。また、今後の研究活動への意欲向上にもつながる有意義な経験となりました。
本学薬学部では、今後も教員・学生による活発な研究活動と積極的な情報発信を推進し、薬学の発展に寄与してまいります。
なお、本年会における本学学生の発表者および演題は以下のとおりです。

【大学院生・学部生シンポジウム】

  • 柴田 帆乃花(6年次生、生理化学研究室)
    ヒト膵臓腺癌細胞株BxPC-3におけるプロサポシンの癌進展作用
  • 具志堅 翔太(6年次生、医薬情報解析学研究室)
    クイックバッグ懸濁法を用いた経口抗がん薬の崩壊性と経腸栄養用チューブ通過性の評価

【一般口頭発表】

  • 松本 拓真(大学院生、医療薬学研究室)
    愛媛県における薬局薬剤師に対する口腔ケア啓発に関するアンケート調査
  • 越智 拓斗(5年次生、生薬学研究室)
    食品添加物ブドウ果皮抽出物の高分子量縮合型タンニン解析

【一般ポスター発表】

  • 黒河 幸朗(大学院生、医療薬学研究室)
    放射線誘発性腸管障害モデルマウスに対するバルプロ酸ナトリウムの保護効果
  • 白井 稜子(5年次生、生理化学研究室)
    興奮毒性下のヒト神経培養細胞株におけるプロサポシンの局在と変化
  • 吉崎 あかり(4年次生、有機化学研究室)
    多様な官能基許容性を示す酸フッ化物合成法の開発

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