5月18日(月曜日)に薬学部において、米国コンコルディア大学ウィスコンシン校(以下:CUW)薬学部より教員・学生・薬剤師29名をお迎えし、漢方薬に関する講義や散剤調剤の実践体験、交流会を開催しました。CUWはウィスコンシン州ミシガン湖畔に位置する総合大学で、人文科学、自然科学、教育学、経営学、保健学、看護学、薬学など多様な学部を擁しています。本学薬学部とは2018年に学部間協定を締結して以来、相互に留学生を受け入れるなど、国際交流を深めてきました。
当日は、松山記念病院の山岡傳一郎 先生より、漢方医学についての講義を実施いただきました。のどのつかえ感などの症状改善に使われる「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」を題材に、生薬を実際に煎じ、単独の生薬、複数の生薬を組み合わせた場合、そして5種全てを含む場合の味やのど越しの違いを参加者に体験していただきました。さらに、漢方薬の考え方や、西洋薬との違いについても医師の観点から分かりやすく説明が行われ、参加者は興味深く耳を傾けていました。
また、日本では一般的に使用される散剤(粉薬)がアメリカではほとんど用いられていないことから、分包機の見学や薬包紙を用いた手分包にも挑戦していただきました。CUWの薬学教員・学生にとって、散剤調剤は新鮮な体験となったようです。


講義・実習後の交流会では、本学薬学部の学生と教員も多数参加し、ランチを囲みながら活発な意見交換が行われました。参加者同士が親しく交流する姿が見られ、国際的な学びの場として大変有意義な時間となりました。今回のイベントを通じ、両校のつながりがさらに深まり、さらに多様な分野での交流が発展していくことが期待されます。
松山大学薬学部では、今後もこのような国際連携プログラムを通じて、グローバルな視点を兼ね備えた人材育成に努めてまいります。







