学生支援室では毎年、学生生活や社会で必要となるスキルを学生に身につけてもらうことを目的として、メンタルヘルスや金融など多岐にわたるセミナーを企画・主催しており、今回その一環として、6月5日(木曜日)と10日(火曜日)に「コミュニケーションセミナー」を開催しました。
同セミナーは松山大学文京キャンパス3号館1階の学生支援室で開催され、講師にはフェアコンタクト株式会社の藤原勉氏をお迎えしました。
今回のセミナーは、「AIと人間、伝え方が上手いのはどっち?」というテーマのもと、AIを活用した新しい対話の形と、普遍的なコミュニケーションの重要性について、実践形式で学ぶという内容で、AIの進化によって変化する「対話」のあり方と、人間にしかできない「つながる力」の重要性が語られました。また、AIにはない「ノイズ(間の取り方、声のトーン、視線など)」が人間の特徴であることや、AIに依存しすぎることで「AI誘発性心理反応」が生じる可能性があることなど、現代的な課題にも触れられました。
参加した学生からは、「人間が考えることが少なくなる」「AIが生成したイラストは写真と区別がつかない」「最先端の話が聞けてよかった」といった感想が寄せられ、AIと人間のコミュニケーションの違いについて深く考えるきっかけとなりました。

