経営学部山崎ゼミが3大学合同ワークショップを開催!

2025年9月5日(金曜日)、214教室にて、経営学部山崎義広准教授のゼミ生達が、共立女子大学の長尾ゼミと大東文化大学のダレンゼミともに総勢約50名による3大学合同ワークショップを開催しました。
今回のワークショップは、共立女子大学の長尾准教授と大東文化大学のダレン教授から山崎准教授に松山でゼミ合宿を行いたいと打診があったところ、各大学のゼミが「プレイス・ブランディング」や「地域における企業とダイバーシティ」といった共通の研究テーマを扱っていたため、単なる合宿で終わらせるのではなく、日頃の活動を発表し合う場を設けようということとなり実現しました。
大東文化大学のダレンゼミは、合宿期間中に松山市内でフィールドリサーチを実施し、山崎ゼミもその一部に参加するなど、活発な交流が行われました。

当日は、各ゼミが前期に取り組んだ研究活動について発表しました。大東文化大学のダレンゼミは、松山でのダイバーシティに関する調査結果を発表し、共立女子大学の長尾ゼミは、企業へのインタビューやフィールドリサーチの成果を発表しました。

山崎ゼミ(研究テーマ:マーケティング、プレイス・ブランディング )は、「アートで彩る道後地区から地域文化とアートを通じた道後の観光地形成」と「道後地区でのインバウンド施策」の2つのテーマで、道後温泉を軸にしたインバウンドやアートプロジェクトに関する調査報告を発表しました。道後温泉が直面する課題を挙げ、その解決策としてのアートの導入が、新たな客層の獲得や滞在時間の増加、経済効果向上につながっていることをデータを用いて分析・発表しました。また、外国人観光客を増やすための行政や宿泊施設の取り組みについても詳しく紹介しました。

発表後の質疑応答では、街頭インタビューでの工夫についてなど、活発な意見交換が行われました。初めて他大学との合同ワークショップに参加したという山崎ゼミの学生は、「普段は聞くことのない他大学の活動報告を聞けて、とても勉強になった」と感想を述べ、「後期はさらにフィールドワークを深めたい」と意欲を見せました。最後に、山崎准教授は講評として「研究を進める中で、自分の思い込みを確認するのではなく、問いを育てる意識で臨んでほしい」と学生たちに語りかけました。今回のワークショップを機に、今後も形や内容を変えて交流を続けていこうという機運が生まれました。

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