経営学部柴田好則ゼミ(演習第二)に所属する学生21名が、2025年9月4日(木曜日)から8日(金曜日)にかけて、台湾を訪問し、グローバル経営の理解を目的とした海外研修を実施しました。この研修では、ユニ・チャーム(嬌聯股份有限公司)とオタフクソース(日商御多福食品股份有限公司)の2社を訪問し、台湾での事業展開や人材マネジメントについてのお話を伺いました。
経営・人材マネジメントをテーマに研究を行っている柴田ゼミでは、年に一度、海外を訪問してグローバル経営の取り組みについて学習する研修を行っています。実際に海外に出向いて経営の現場を体験することで、グローバルな視点で社会課題を解決する能力を身につけることを目的としています。
会社訪問では、2社の責任者の方から台湾での経営業績や事業展開、人材マネジメントの取り組みなどについて幅広くご教授いただきました。現地のニーズや経済状況に応じたマーケティングと商品開発の重要性、労働市場の実情を踏まえた人材マネジメントの工夫、ビジネスとしての成長と社会貢献の両立など、2社のグローバル経営における工夫について多くの学びを得ることができました。
参加した学生からは「日本の企業が海外で奮闘する姿を拝見し、大きな刺激を受けました。これまで就職活動では、会社の商品にばかり目が行きがちでしたが、今回の訪問を通じて、そこで働く人々の熱意や、企業の理念など、会社を選ぶ上での視野が大きく広がったと感じています。この貴重な経験を今後の就職活動に活かしていきます。」という感想が寄せられ、実りある研修となりました。



