2025年10月13日(月曜日)、ミニオープンキャンパスを開催し、県内外から100名を超える高校生と保護者が参加しました。
テーマ型オープンキャンパス(経済・経営・人文・法学部)
経済学部、経営学部、人文学部、法学部に関心がある生徒向けのテーマ型オープンキャンパスでは、「保護者も一緒に楽しめるオープンキャンパス!」と題して、大学生のスケジュールや、大学での学び、一人暮らしや就職サポートなど盛りだくさんの内容でプログラムが実施されました。
プログラムは、「大学生活まるわかり!キャンパスライフ徹底解剖」からスタート。年間のイベントや1日のスケジュール紹介を通じて、大学生活を具体的にイメージしていただきました。
経済学部経済学科の望月雄介准教授による模擬講義では身近なコミュニケーションを題材に言語学を分かりやすく解説し、参加者からは「普段考えない視点で物事を考えることが楽しかった」といった感想が寄せられました。
午後には、「知ってトクする!大学生のお金と暮らしサポート」と題し、大学生のお金事情や、松山大学生協による支援を紹介。また、一人暮らしの在学生による体験談も語られ、参加者は大学生活のリアルな側面に触れました。最後のプログラムでは、松山大学独自の就職サポート体制について、Q&Aを交えながら詳しく説明。手厚いサポートの内容に、参加者は驚きと関心を示していました。
参加者からは次のような感想が聞かれました。
- 「保護者にも分かりやすく学校全体の様子、学びがわかりました」
- 「興味深い講義で、とてもおもしろかったです。言語にはたくさんの意味があってためになる講義でした」
- 「在学生からリアルな声が聞けたのと、質問に答えていただきながらの形式がわかりやすくて良かったです」
- 「就職に強い松大の名の通り、キャリア支援の先生方の指導などとても勉強になりました」


薬学部コース
薬学部コースは、専門的な講義から実践的な実習まで、薬学の魅力が凝縮された非常に中身の濃い一日となりました。
プログラム冒頭では、大学概要と学部紹介が行われ、薬学部卒業後の進路が薬剤師に限らず、研究職や企業など幅広い選択肢があることが具体的に紹介されました。また、充実した学習サポートや奨学金制度といった、学生が安心して学べる環境についても詳しく説明がなされました。続いて、薬学部医療薬学科 日野 真美講師による模擬授業「摩訶不思議!?細胞の世界」では、私たちの体を構成する細胞の働きに焦点を当て、動画で実際に細胞が動いている姿を見るなど、視覚的にも細胞の世界の不思議さ、面白さを体験しました。
午後は薬学部生と一緒に、薬剤師の重要スキルであるフィジカルアセスメント(バイタルサイン)を実践しました。心音や脈拍を測る体験や、薬の適正使用を確認する対話を通して、薬剤師の仕事の重要性を肌で感じることができました。最後に、薬学部生が実際に受けている授業の様子や自習室や研究室などを見学し、大学での学びの環境を直接感じ取っていただく貴重な機会となりました。
参加者からは次のような感想が聞かれました。
- 「薬学部は同期との交流だけでなく、先輩や教授との交流があるところもとても魅力的だと思った」
- 「フィジカルアセスメントでは、実際に人間そっくりのロボットを使い、病気の再現をすることで現場に近い貴重な体験をすることができた」
- 「実験や製薬などに必要な機器が揃っているため、自分がしたい研究を存分にできるところが魅力的だった」


情報学部ミライ体験ツアー
情報学部ミライ体験ツアーでは、冒頭で、情報学部長・檀裕也教授が学部の特色や魅力を紹介。続いて、田中健吾教授の「物理と情報処理」授業を見学していただきました。
学生によるワークショップでは、JavaScriptを使って「声が動くアート」を制作。初めてのプログラミングでも楽しめる内容に、参加者からは「自分でプログラミングができて、とても貴重な体験でした」といった感想が寄せられました。
午後は、松浦一雄教授による模擬講義「流れと音が結びつくとき」を実施。流体と音の共鳴現象をテーマに、実験やシミュレーションを交えて解説しました。
最後は、学生と教員による座談会「マツダイライブ」。リアルな大学生活の話に、参加者は情報学部での学びをより具体的にイメージできたようです。
参加者からは次のような感想が聞かれました。
- 「改めて情報学部がどのような事を学ぶのかを理解できました」
- 「一つ一つ丁寧に教えてもらい、プログラムを完成させる楽しさを実感した」
- 「気になっていたことや先輩の本音を聞けて不安が解消された」


この日は祝日でしたが、大学は通常授業日であったため、キャンパス内は多くの学生で賑わっていました。参加者は、学食体験や自由見学を通じて、松山大学の日常的な雰囲気を直接感じ取る貴重な機会となりました。





