学校法人松山大学と愛媛県警察本部がサイバーセキュリティに関する協定を締結

学校法人松山大学は2025年10月20日(月曜日)、愛媛県警察本部とサイバーセキュリティに関する協定を締結しました。サイバー人材の確保・育成に関する協定締結は、愛媛県警察本部として、初めての試みとなるものです。この協定は、本学と愛媛県警察本部が相互に連携・協力し、地域社会におけるサイバーセキュリティに関する諸課題に対応するとともに、サイバー空間における地域社会の諸課題への対処に向けた安全・安心を確保することを目的としています。

この度の連携協定締結式は、10月20日(月曜日)10時から愛媛県警察本部幹部会議室で行われ、学校法人松山大学の新井英夫理事長と愛媛県警察本部の近藤裕行本部長が出席し、協定書に署名しました。
新井理事長は、「本年4月に情報学部を開設し、ICT人材の育成を重要な使命として掲げております。本協定は、その使命をさらに具現化する力強い後押しとなります。サイバー空間の安全と安心を守ることは、学生一人ひとりの生活を守ることに直結し、同時に彼らが社会に出てからも果たすべき責務であります。この度の協定締結は、教育とキャリア形成に直結する、極めて有益な学びの場を提供するものと確信しております。」と述べ、「本法人は『地域とともに歩む大学』であり続けたいと願っており、この協定はその理念を具体的に示す象徴的な取組であると考えております。」と今後の期待を表明しました。
近藤本部長は、「情報通信技術の進展に伴い、新たなサービスが次々と登場し我々の生活の利便性は向上する一方、その利便性を悪用したサイバー犯罪が後を絶たない現状にあり、県警としては、このようなサイバー空間の脅威に的確に対処するため、専門的知識と技術を要するサイバー人材の確保・育成が求められているところです。今後は、松山大学と県警が、相互に連携し、サイバーセキュリティ対策等に関する共同研究や技術的な交流を図るなど、地域で活躍するサイバー人材の確保・育成に向けた取組みを行うこととなり、私共としましても大変心強く感じているところです。」と述べ、地域で必要とされるデジタル人材の育成に期待を寄せました。

今回の連携協定に基づき、学校法人松山大学と愛媛県警察本部は以下の事項について具体的な連携事業を展開していきます。

  1. サイバーセキュリティに関する情報の共有
  2. サイバーセキュリティに関する技術的な交流
  3. サイバーセキュリティ人材の育成に関する取り組み
  4. サイバーセキュリティ対策に関する広報啓発活動
  5. その他、本協定の目的を達するために必要と認めること

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