社会課題に挑み、学びを実社会へつなぐ―2025年度学生懸賞論文表彰式を実施―

2025年度の学生懸賞論文表彰式が、2026年1月29日(木曜日)13時00分から東本館7階会議室1で行われました。
本賞は学生が研究テーマを設定し、テーマに沿って研究に取り組み、成果を論文として広く世の中に発信するとともに、学生の自主的な勉学の姿勢を促すことを目的としています。
本年度は2編の応募があり、そのうち以下の1編が入賞しました。

【銅賞 1編(5名)】
『家が狭くなると、未来も狭くなる。~「子供部屋の数と出生率」の視点から斬る~』
杉山鳳飛、清水航希、高垣翔矢、高本和昌、豊田直希(経済3年)

なお、受賞作品の論文内容は2026年4月(掲載予定)より以下のサイトからご覧いただけます。
https://www.matsuyama-u.ac.jp/research/sweepstakes/sweepstakes-past/

はじめに、総合研究所坂本宜俊所長(薬学部教授)より、「本制度は、松山大学及び松山短期大学の学生に論文執筆の機会を提供し研究意欲の向上を図ることを目的としており、本学の研究教育成果を広く社会に公表し、地域に還元する役割も担っています。1975年に始まった本制度は、今年度で51回目を迎える歴史ある取組です。今年度は2編の応募があり、一次審査では執筆要領に基づく形式面の審査が行われました。一次審査を通過した論文について、続く二次審査では、論文内容に近い研究分野を専門とする教員2名による厳正な審査が実施され、その結果、1編の論文が優秀と評価され、本日表彰されることとなりました。執筆を通して、問題解決能力や判断力、主体性、多様性、共同性といった力を身に付けるとともに、研究の面白さを実感してもらえれば嬉しいです。」と学生懸賞論文制度の目的、経緯についての説明並びに挨拶を行いました。

引き続き、池上真人学長から受賞者に表彰状と目録が手渡された後、「自ら問いを立て、データを集め、議論を積み重ねた努力は、大学における学びの本質を体現するものであり、本日の受賞は、優れた論文として評価されたことに加え、研究する力を確実に身に付けた証であります。受賞した論文『家が狭くなると未来も狭くなる』は、少子化という日本社会の大きな課題に対し、子供部屋の数という身近な視点からアプローチした意欲的な研究であり、都道府県データを用いた地価と出生率の分析に加え、独自のアンケート調査を組み合わせることで、住宅事情が子どもを持つ選択に影響しうる可能性を実証的に示した点が高く評価されました。今回の受賞は一つの到達点であると同時に新たな出発点であり、今後も社会への関心を持ち続け、問いを立て考え続けていただきたい。」と更なる期待を込めてエールを贈りました。

続いて、受賞者を代表して杉山鳳飛さんより、「学生懸賞論文という学びの機会を設けていただいた関係者、論文を審査・評価してくださった審査員並びに研究の方向性から文章のまとめ方まで丁寧に指導を受けた指導教員に感謝いたします。今回の論文では、子供部屋の数と出生率の関係をテーマに、実際に現場に足を運びアンケート調査を実施し、アンケートは、回答者が答えやすい質問となるよう表現を工夫し、試行錯誤を重ねました。こうした過程を通して得られた意見を根拠に、説得力のある論文にまとめることができ、今回の受賞が大きな自信につながりました。今後は、この経験を実践的な学びや進路に生かし、地域や人の役に立てるよう努めていきたいです。」と謝辞を述べました。

※松山大学・松山短期大学学生の皆さんからの2026年度学生懸賞論文の多数の応募をお待ちしております。
なお、応募要項は2026年4月(掲載予定)に以下のサイトをご覧ください。
https://www.matsuyama-u.ac.jp/research/sweepstakes/sweepstakes-app/

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