2025年8月6日(水曜日)、学校法人松山大学は愛媛県立松山北高等学校(以下「松山北高校」という)と図書館の利用に関する覚書を取り交わしました。この覚書は、松山北高校の在校生に対して、学校法人松山大学の図書館を利用する機会を提供し、生徒の学習・調査・研究等を支援することを目的としています。
松山大学と松山北高校は歴史的に深いつながりがあり、本学の初代校長である加藤彰廉先生が、北伊予中学校(現・松山北高校)校長時代に松山高等商業学校の設立計画の立案を行い、1923年松山高等商業学校創設に際しては、初代校長に就任しました。
冒頭、池上真人学長から「本日、松山北高校と覚書を交わしこれから本格的に生徒の皆さんに図書館を利用していただけることを嬉しく感じています。地域における高等教育機関として、学びの場を提供することで地域に開かれた大学としてこれからも発展していきたい」と述べられました。
それに対し、井上校長からは「この度の図書館開放に大変感謝申し上げます。松山大学と松山北高校は、歴史的にも深い繋がりがあり、現在も多くの卒業生が松山大学に入学して学びを深めています。今回の図書館開放をきっかけに、より多くの交流が進むことを期待しています」と今後の展望が語られました。
松山北高校の生徒は、8月7日(木曜日)から松山大学の図書館第1閲覧室を利用できます。1日の利用上限は25名となっています。この取り組みは、昨年の試験的な図書館開放を経て本格的に実施されることになりました。

