離島振興を考える第一歩—経済学部藤井講師の学生参加型プロジェクトが宇和島市日振島を訪問―

5月16日(土曜日)から17日(日曜日)の2日間、経済学部の藤井孝哉講師が指導する学生参加型プロジェクトチーム「地域再生Lab.」の部会にあたる「日振島Project」が、宇和島市日振島のフィールドワークを実施しました。このプロジェクトチームは、地域の実情に沿った地域再生の方向性について実践的に学ぶ場として2025年末に結成され、現在は日振島、東予(西条市)、豊茂(大洲市)の3地域の部会が活動しています。日振島Projectでは、県内外で地域再生事業に取り組む濵田竜也氏のサポートを受け、日振島の振興に参画しながら調査研究に取り組んでいます。

2日間を通じて、学生たちは島内3集落周辺の海岸景観をはじめ、藤原純友が拠点にしたとされる城ヶ森城跡などを、地図を片手に記録を取りながら散策しました。また、初日の夜には住民や地元事業者の方々との交流会を開催し、観光資源や自治会活動といった幅広い地域課題についてお話を伺い、活発な意見交換を行いました。

プロジェクトリーダーを務める尾﨑星夢さん(経済3年)は、「現地に行くことで、島民の方々の活力や地域課題を間近に感じることができました。交流会でご馳走になった養殖のマダイは新鮮で上品な味わいだったことや、海岸線や海の綺麗さ、島民の方々の温かさに感動しました。島民の方と私たち学生の異なる視点を活かして調査研究を続けるとともに、今回の訪問で改めて感じた日振島の良さや感動を、島内外の方に伝えることができる地域振興の企画を考えたいです」と話してくれました。
また、部会長を務める大城爽一朗さん(人文社会2年)は、「日振島を訪問して驚いたことは、テングサ(ところてんの原料)が島中の道端に干されている風景です。日振島はテングサの生産量日本一を誇り、島の日常風景ではあるものの、島外の人からするとかなりインパクトがありました。『誰かの日常は誰かの非日常である』と考え、島中に溢れている非日常な物事も活用しながら、日振島の発展に携わっていきたいです」と話してくれました。

日振島Projectは今後も、調査研究を進めることはもちろん、地域のイベントなどにも積極的に参画し、日振島の振興に意欲的に取り組んでまいります。

CONTACT

このページに関するお問合せは下記までお寄せください。

企画広報課