ともに育んだ絆を地域の力に。-薬学部設立20周年記念行事を開催―

2026年6月6日(土曜日)、松山大学カルフール・ホールにて「松山大学薬学部設立20周年記念行事:記念講演会(第57回卒後教育講座)・記念座談会」を開催いたしました。

本学部は2006年に愛媛県で唯一の薬学部として開設され、今年度で設立20周年の大きな節目を迎えました。「薬学のこれからを、ともに考える。」をテーマに掲げた当日は、薬剤師や本学卒業生、在学生、教職員など多くの関係者が一堂に会しました。

第1部の記念講演会では、公益社団法人日本薬学会会頭の石井伊都子氏を講師にお迎えし、「薬学のバトン-20年の蓄積を未来に向けて一」と題した学術講演が行われました。石井氏は、6年制薬学教育の導入から20年間の歩みを振り返り、医療の高度化やデジタル化が進む激動の時代において、他者と協働して最適解を更新し続ける“力”の重要性を強調。在学中や就職後に培った力を次世代へと受け渡していく「薬学のバトン」の大切さについて、これからの薬学を担う若い世代に向けた熱いメッセージが贈られました。

続く第2部では、「卒業生が語るキャリアの現在と未来 ―専門性とキャリア選択、母校への想い一」をテーマに、松薬会(薬学部同窓会)企画の記念座談会が開催されました。松薬会会長の澤本篤志氏(2014年卒)が司会を務め、製薬ベンチャー経営者、国家試験対策予備校講師、医学部生、また大手調剤薬局、行政やがん専門病院で従事する薬剤師など、多方面の第一線で活躍する本学卒業生6名がパネリストとして登壇しました。それぞれの現場における専門性やキャリア選択の契機、学生時代の思い出や母校への感謝が語られ、参加した在学生にとって自らの未来を描く素晴らしい刺激となりました。

 

座談会および令和8年度松薬会総会の終了後には、カルフール・カフェテリアに場所を移して「祝賀会 兼 松薬会懇親会」が華やかに開催されました。世代を超えた卒業生と教職員、そして現役の在学生が垣根を越えて和やかに歓談し、薬学部が誇る強固な絆を感じることができる機会となりました。また、薬学部の開設、これまでの薬学教育にご支援をいただいた地域の皆様に感謝をお伝えするとともに、これからも薬学のさらなる発展に協働して取り組んでいくという一体感を持つことができました。

■ 薬学部長からのコメント

「愛媛県唯一の薬学部として設立されてから20年、地域や医療関係等の皆様の多大なるご支援により、この佳き日を迎えることができました。卒業生たちの活躍は、本学部の教育のたまものであり、とても大きな誇りです。この20年で培った成果をもとに、松山大学薬学部は気持ち新たに次のステップに進むべく、医療薬学と薬学研究の地域教育拠点として、これからも地域医療に貢献し、時代の変化にしなやかに順応できる医療人を育成・輩出してまいります」

ご来場いただきました皆様、ならびに開催にあたりご協力いただきました関係者の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

 

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