2026年7月から9月にかけて、学生の声を教育改善に生かす「マツダイ学生参加プロジェクト」を実施しました。公募で集まった6名の学生が参加し、学生の視点からシラバスの改善について考えました。
シラバスは、授業の内容や到達目標、成績評価方法などを示し、学生が学修計画を立てるうえで重要な役割を果たしています。今回のプロジェクトでは、実際にシラバスを利用する学生の視点から、分かりにくいところや、履修登録時に知りたい情報などを整理し、わかりやすいシラバスにつなげることを目指しました。
2026年6月中旬に松大UNIPAの掲示板で参加者を公募し、経済、経営、人文、法学部の1年次から4年次までの学生が参加しました。実際のシラバスの項目を確認しながら、普段よく確認する項目やあまり確認しない項目、履修登録時に困った経験、履修前に知りたい情報などについて、学部・学年を越えて意見を交わしました。


全3回の活動には学長も参加し、学生一人ひとりの意見に耳を傾けました。シラバスに各項目を掲載している理由や大学としての考え方を説明するとともに、学生のニーズをどのように改善に反映できるか、学生と一緒に考えながら意見交換を重ねました。
意見交換では、「1年次に初めて履修を組む際、情報が多く、何を見ればよいのか分からなかった」「シラバスを見て履修する科目を選んでいるため、記載された授業内容や成績評価方法と実際の授業との一致が大切」といった声が挙がりました。また、教科書や成績評価方法などを重視する一方、普段あまり確認していない項目もあり、シラバスに掲載されている情報と学生の利用状況との違いも見えてきました。
こうした意見から、学生が必要とする情報と大学が示すべき情報を整理し、必要な情報を見つけやすくすることの重要性が提案されました。


さらに、プロジェクト参加学生以外の声も広く把握するため、7月下旬から8月中旬にかけて学生アンケートを実施し、140名を超える学生から回答が寄せられました。参加学生は、アンケートで寄せられた意見も参考に、学生目線でシラバスの改善案について検討を深めました。
参加した学生からは、「普段関わる機会の少ない他学部・他学年の学生との意見交換を通じて視野が広がり、参加してよかった」との声も聞かれました。活動の最後には参加学生と学長で記念撮影を行い、活動を締めくくりました。
今回寄せられた意見・提案は、シラバスを所管する教務委員会へ提出し、対応可能なものを順次シラバスに反映していく予定です。
松山大学では、今後も学生の声を教育活動の改善に生かし、学生とともにより良い教育・学修環境づくりに取り組んでいきます。







