患者さんを思うマインドの育成―実務実習前キャリア講座を開催―

2026年10月23日(金曜日)、実務実習開始を控えた薬学部4年次生30名を対象に安井孝治氏(株式会社 医学アカデミーYTL)および本学薬学部OBの一色尚哉 先生(ハッピー薬局薬剤師)を講師に迎え、キャリア講座を開催しました。本講座は医療従事者として患者さんの視点に立ち、責任・共感・態度を理解したうえで寄り添う姿勢を育むことを目的としています。

初めに、大腸がん患者の方が診断に至る経緯、治療過程、現在の思い、今後の目標について語るビデオを視聴し、学生は「患者視点」と「学生視点」の間に生じる認識のギャップについてグループで議論を行い、発表しました。各グループでは、治療を受ける患者の不安や期待、医療者に求められる姿勢を踏まえ、実務実習で自らがどのように行動すべきかを主体的に考えていました。

続いて、本学薬学部OBによる講話が行われました。薬剤師を志した背景や薬局での具体的な業務内容、チーム医療における薬剤師の役割、実務実習に向けて準備しておくべき事項に加え、「学生時代にどのような意識で講義・実習に取り組むべきか」「授業以外で経験しておくと良いこと」など、現場経験に基づく貴重な話がありました。学生からは、「現場の具体的なイメージが持てた」「実務実習へのモチベーションが高まった」といった声が寄せられ、実務実習への意欲向上につながる内容となりました。

本講座は、実務実習に臨む学生が医療現場で求められる視点や態度を身につけるための重要な機会となりました。 本学薬学部では、今後も学生が医療人として成長できるよう、充実した教育プログラムの提供に努めてまいります。

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