「これから始めるキャリアデザイン~未来の薬剤師は自分がつくる~」―薬学部キャリア講座を開催―

10月15日(木曜日)14時30分から16時00分まで、1~3年次生を対象に、西鶴智香氏(キャリア・ポジション代表)を講師に迎え、「これから始めるキャリアデザイン~未来の薬剤師は自分がつくる~」と題した講演会を開催しました。1年次生を中心に約30名が参加しました。西鶴氏は、株式会社リクルートの勤務を経て独立し、薬学生・薬剤師のキャリア支援に長年携わってきた専門家で、全国の薬学部でキャリア教育を担当しています。

講演会では、「キャリアとは仕事だけでなく、学習・家庭・余暇を含めた自己実現のプロセスである」という視点を基礎に、薬剤師としての未来を自ら主体的に設計する重要性を解説されました。特に、「キャリアに正解はない」「他人との比較ではなく、自分自身の価値観を大切にすることが重要である」というメッセージは、多くの学生の印象に残りました。また、人生は偶然の出来事によって方向づけられることが多いことから、好奇心を持って行動し、変化や出会いをチャンスに変えていく姿勢の大切さについて、自身の経験や相談事例を交えて語られました。

さらに、薬剤師を取り巻く環境の変化や医療DXの進展にも触れ、「資格取得だけではなく、専門職として学び続ける姿勢が不可欠である」と述べられました。学生時代に身に付けておきたい力として、社会人基礎力(対人能力)、自己管理力(対自己能力)、言語化力を挙げ、挨拶・笑顔・時間管理・主体的な発言など日常的な行動の積み重ねが将来の成長につながることを示されました。加えて、AI時代だからこそ根拠に基づいて自分の意見を持ち、自ら考えて行動する力がより重要になることを強調されました。

今回の講演会は、学生が薬学部での学修や学生生活の意義を改めて見つめ直し、将来の進路や薬剤師としてのあり方を考える貴重な機会となりました。特に1年次生にとっては、今後の大学生活を主体的に過ごし、自らの可能性を広げるための指針を得る有意義な時間となりました。講演会終了後も学生から多くの質問が寄せられ、キャリア形成への高い関心がうかがえました。

本学薬学部では、今後もキャリア講座をはじめとする多様なキャリア支援プログラムを継続的に実施し、学生が自分らしい未来を主体的に切り拓けるよう支援してまいります。

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