2026年11月1日(日曜日)、松山大学薬学部第65回卒後教育講座「漢方薬・生薬セミナー」がオンラインで開催され、薬剤師を中心とした58名が参加しました。今回は、漢方薬・生薬・分析関連でご活躍の3名の先生による講演が行われました。
まず、井之上浩一先生(立命館大学薬学部)から「大麻取締法改定に伴う「部位規制」から「成分規制」への転換と課題について」と題して、法改正により求められる薬剤師の役割や、これまでの大麻由来製品における分析技術とその問題点についてご講演いただきました。
次に、小松かつ子先生(富山大学和漢医薬学総合研究所)から「生薬の持続的利用と標準化」と題して、天然物である生薬の持続的利用と標準化の両立についてご講演いただきました。二つのバランスをとるために薬用資源の状況を調査し、収集品の基原と品質を明らかにした上で、標準化の指標を定めることの必要性について解説されました。
最後に、高山真先生(東北大学大学院医学系研究科)から「生薬、漢方薬を医療で活かし、宇宙環境に応用する」と題して、漢方薬の本質を宇宙空間での生活に応用した取り組みを例に、様々な漢方薬の特徴についてご講演いただきました。
法制度から臨床に至るまで、生薬を主体として漢方薬を扱うプログラムは大変興味深い内容であり、受講者にとって自己研鑽を深める貴重な機会となりました。
本学薬学部は、地域の薬学部として引き続き薬剤師の卒後教育に取り組んでまいります。
主催:松山大学薬学部
共催:愛媛県薬剤師会、愛媛県病院薬剤師会、松山薬剤師会






